釣行記175 昭和村 2022.4.26~27


 久々のまっちゃんとの昭和村釣行です。
 埼玉のNさんからの情報によると、野尻川はかなり雪代が入っているということなので釣果は期待できません。
 ですので、今回はお出かけに近い釣行記になります。
 宿も田島の宿で、2日目は釣りではなく、大子へ移動してコシアブラ採りの計画です。

 昭和村は桜が満開でした。あれほどあった集落の積雪はほとんどなくなっていました。福寿草も咲いていました。

  

 野尻川は予想通り水量が多く、水温も低いので魚の活性は低いです。
 いつものポイントを回りましたが、15センチから20センチほどのヤマメ2匹とイワナ1匹でした。
 こごみを少し採り、早々と切り上げ、温泉です。

    

 久しぶりに玉梨共同浴場に入りました。
 思っていたほど熱くなく、いい湯加減です。
 ドバドバと注がれる源泉は炭酸が多く、鉄味が強いです。
 八町温泉はジモ専になっていましたので、寄付の札があるかだけ確認しました。ありました!

   

 11時過ぎにはやまか食堂に。味噌チャーシュー750円。美味しいです。
 
 やまか食堂の旦那さんに、「戸赤の山桜」が満開だという話を聞いて寄り道してみました。
 これはきれいです。筑波の山桜はほとんどが白に近いのですが、こちらはピンクが強いものがあったりと見栄えもいいです。

    

 14時前には本日のお宿「和泉屋旅館」にチェックイン。
 まっちゃんが見つけた宿で、国の登録有形文化財にもなっている建物だそうです。
 なるほど、木造ですが、欄間などを見ると一流の大工さん、建具屋さんが持ってる技術を投入して制作したことがよくわかります。
 戦後は進駐軍の指定旅館になっていたということで、当時のままの応接室や会議室、洋間を見学させてもらいました。
 戦後にタイムスリップしたような感覚になりました。

    

 積極的には営業してないらしく、お客は自分たちのみでした。
 ホームページもありません。
 ただ、料理は地元の季節の食材を使ったものばかりで満足しました。もちろん馬刺しもありました。宿代も安いです。
 ちなみに、宿の4軒先には、国権酒造がありました。
  
 2日目は、塩原、大田原、黒羽周りで大子に向かいました。コシアブラ採りです。
 時期的に今年は遅いと思っていたのですが、すでに芽が開いていました。5日くらい前が採り頃だったようです。
 それでも天ぷら2回分ほど採ることができました。
 
 14時過ぎには自宅到着。
 お疲れ様でした。
 釣果は貧果でしたが、充実したお出かけになりました。
 夕飯は、もちろんコシアブラの天ぷらでした。

 

 



 釣りのページにもどる