釣行記159  日本一周 北海道釣り編  まとめ 2020.7

 日本一周の旅第二弾 北海道編での釣りの総括です。
 東北の釣りの反省からミミズをたくさん用意していきました。おかげで11日間最終日までもちました。
 
 まずは日高地方で釣る予定でしたが、事前に計画していた「ニカンベツ川」が禁漁ということで入渓出来ませんでした。釣れそうなオーラが漂っている川でした。最初躓いたのは痛かったです。
 続いて、根室から釧路にもどる途中にあった湿原を流れる姉別川中流域。
 橋の上から覗くと、小さな沢が本流に流れ込んでいて、その下流で魚がライズしていました。
 岸から釣ると15㎝ほどのヤマメ、川に足を踏み入れた瞬間、底なし沼にはまったような状況になりウェイダーの中までびしょびしょ、なんとか脱出した後、橋の上から釣り、20㎝ほどのイワナを釣り上げました。びしょびしょになりながらも釣りを続けるところは我ながらたいしたものだと思いました。
   
 
 釧路湿原を流れる釧路川ではルアーで釣りましたが反応なし。がしかし、メーター級のイトウがいる雰囲気をひしひしと感じます。水がコーラ色で濁っていて
 流速が早く、アマゾン川の湿地帯のような雰囲気でちょっと恐ろしかったです。たぶんここも底無しでしょう。
 

 いよいよ知床半島へ。
 陸志別川という川を河口から約5キロさかのぼった山中。4駆でしか入れないような場所です。ヒグマにあったらひとたまりもないので、橋の上、下流30メートルのみ。
 ついに、はじめて、綺麗なオショロコマが釣れました。
 魚影が濃く、エサを入れるたびに喰ってきます。朱点の濃さだったり、背中の模様だったり、腹部全体がオレンジ色だったりとイワナとの違いがよくわかります。感動するほど綺麗な魚でした。
     

 海に注ぐ川が何本かありますが、相泊温泉から戻る途中に橋の上からよどみにミミズを入れると、ここでもオショロコマの入れ食い。河口から30メートルほどの場所でです。
 
   
 
 知床横断道路をウトロ側に抜け、カムイワッカ湯の滝に向かう途中の渓流の橋の上からもイワナが釣れました。
 旭川から紋別の途中、渚滑川では橋の上からで残念ながらイワナを落としましたが、下流の牧場横の小さな支流でやはり、橋の上からイワナが釣れました 。
 札幌から函館に向かう途中の喜茂別川でイワナ。また、江差から函館への途中、大野川支流でもイワナ26㎝。車を止める、着替える、仕掛けを用意。ミミズをつける、みみずを落とす、はいイワナが釣れました、そんな感じです。
   外道のカジカ
 
 そして、北海道最終日、函館から苫小牧へ戻る途中にあるブラウントラウトが釣れるという鳥崎川。
 下流の淵ではウグイでしたが、ダム下のざら瀬で初のブラウントラウト17㎝。
 ダムの上流の小沢で、尺ニジマス、堰堤下では○○太ったブラウン44㎝と綺麗な26㎝。さらに別の沢で橋の上からニジマスが釣れました。
 こんなところでというような、普通の釣り人では見逃すような小さな沢です。思いも寄らないところに思いも寄らない大物です。昭和村の経験が生きています。
   

    26㎝のブラウン
 
 然別湖周辺ではオショロコマ亜種のミヤベイワナ、また喜茂別川の隣の真狩川ではきれいなオショロコマが釣れるという情報を後から知ったのですが、行くことが出来ませんでした。知るのが遅かったです。
 
 というような感じで、結果的には、イワナ、ヤマメ、オショロコマ、ブラウントラウト、ニジマス、5種のサケマス科の魚を釣ることが出来ました。

 北海道では、ヒグマさえ気にしていれば、関東周辺と違いあまり苦労せず、極端に言えばどこででもイワナなどが釣れることがわかりました。それは、今回釣った魚の半分は橋の上からということからも明らかです。
 
 なんかJR東日本の新幹線料金が期間限定で半額になるということなので、新幹線でブラウントラウトを釣りに行くのもいいなと思っています。
 
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