釣行記108 昭和村 2015.4.4~5

  

 お待たせしました,昭和村。
  4年ぶりの4月解禁です。感慨深いものがあります。
  前日が飲み会だったので出発は朝の7時過ぎになってしまいましたが,気持ちは飲み会前から昭和村です。
 
  昭和村は今年も半端ない雪の量です。ある沢に入る道路は車の高さを有に越えています。
 
  ただ,例年なら,凍える手を温めながら,必死に寒さをこらえて釣るのですが,なんか,つくばを出発したときの気温とあまり変わりません。ぼやぼやしてます。こんな解禁ははじめてです。 
 
  この積雪でもって気温が高いので,野尻川は本流,支流とも雪代ですごいことになっていました。4月下旬のようです。

  
 1尾目は,例年この時期骨酒を飲むためだけに釣る沢でかかりました。ていねいに玉網を出してキャッチです。23㎝,これで一安心です。
 ただ堰堤下に行くために根雪の中,かなりの急勾配を下りたので,戻るのにひと苦労しました。
 
 骨酒用が釣れれば釣りの集中力はかなり落ちていい加減になります。が,いきなり大物がかかりました。尺オーバーの引きです。
 あたふたしながら護岸を下りて取り込むと泣き尺29㎝でした。残念。でもきれいな本流イワナにあえて満足です。
 その後イワナを二尾追加しました。

    
 
 早お昼は「やまか食堂」のネギみそチャーシュー。たまにはご飯ものと思うのですがやっぱり,これになってしまいます。
 もう何年も通っているので,お店のおねえさんとも,顔見知りで,今では釣果とかよく聞かれます。
   

 骨酒用イワナが釣れているので釣りは早々と切り上げ,
 お昼の後は温泉です。
 八町温泉と昭和温泉いこいの湯に入りました。
 今回は温泉グッツ+マイ桶持参です。
 至福の時です。いつ来てもすばらしい温泉です。

 玉梨の坂内商店で年券を購入。今年の年券は白です。
 
 ご主人の話によると,これまでは鮎に力を入れてきたけど今年は渓流魚に力を入れるといっていました。その一貫としてはじめて野尻川本流に成魚放流するということでした。
 ネイティブ釣りを自負している自分としてはちょっと複雑な心境です。

 話は変わりますが今回,八町温泉に寄付を申し出ました!!20年以上お世話になっているので。
 そのうち,いつも下から見上げている寄付のプレートに「イワナの季節」の名前が出るかな。
 見たという方はぜひ掲示板で知らせていただければと思います。
  

 

 今日の宿泊客は千葉のTさんと埼玉のHさん。じいちゃんばあちゃんも元気そうで何よりでした。半年ぶりの骨酒は言葉で表しがたいおいしさです。
 初物のあさつきの和え物やフキノトウの天ぷらをはじめ,天然物にこだわった山菜・キノコづくしは中島屋ならではのごちそうです。
 今回Tさんが山奥で釣ってきたというイワナの刺身もいただきました。イワナの刺身は久しぶりでしたが,桜色の身とこりこりした食感がたまりません。
 うれしくてちょっと飲み過ぎてしまいました。
    

 2日目は雨が降っていたので,釣りはしないでまっすぐ帰ってきました。
 最近,真岡から宇都宮に抜ける高速道路のような新しい道ができたので,また時間が短縮されました。
 途中,清原工業団地というところを通るのですが,そこのケヤキ並木がすごくいい感じです。
 思わず写真を撮ってしまいました。実際の方が数倍きれいです。
 

 まっすぐ帰ろうか,筑波山でタラの芽を採っていくか迷ったのですが,満開の桜をみて,いつもの場所に立ち寄ってしまいました。
 いつもの場所を少しずれて谷を登ると・・・。 また群生地を見つけてしまいました。
 良質ででかいタラの芽がビニール袋一杯採れました。質,量でこれまでの新記録かもしれません。
  
 
 季節はめぐります。春と一緒に「イワナの季節」が巡ってきました。
 これから忙しくなります・・・。
   
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