釣行記081 昭和村 2011.4.2~3

 

 今年も4月になりました。
  世の中,3月11日を境に大きく変化して,なお大変な状況が続いています。
 こんな状況の中,釣りとかしていていいのかとも思いましたが,自粛ムードも経済のことを考えると,それもどうなのかなと思い,出かけました。
 
 例年通り解禁を迎えて,例年通りに4月最初の土日に釣りに行ける喜びをかみしめて1日20:30出発です。

 からむし織りの里で車中泊をし,いつものポイントを目指します。

  しかし,今年の雪は半端じゃないです。18年ほど昭和村に通っていますが,一番多いかもしれません。
 田んぼは一面雪原です。それも積雪は1メートルはあります。

 沢も雪で埋まっています。
 なんとか,解禁用の沢で一尾確保しました。今年の第一号です。
 これでとりあえず骨酒が飲めるので,あとは雪国の風景を楽しみながらドライブです。
    

 次の沢ではヤマメが三尾釣れました。
 雪を滑り台のようにして,堰堤下まで降りたのはいいのですが,帰りが大変です。
 普通に歩くことができず,腹這いになって匍匐前進でやっとあがることができました。

   
 
 その後,八町温泉に入り,近くの坂内商店で年券を買いました。
 今年第一号だそうです。
 釣り人も少ないわけです。

 代官清水で水を汲もうと,大芦から矢ノ原に向かおうとしたら,見沢川の橋から通行止め。橋には1メートルほどの雪が積もっていました。
 いつもこの時期,花を咲かせるやまか食堂前の福寿草もまだつぼみでした。

 

 中島屋のみなさんはおかわりなく,明るく迎えてくれました。
 地震の影響はそんなにないが,織り姫さんがいなくなってしまったといっていました。原発の件ででしようか。
 織り姫・・・昭和村にからむし織りの研修に来ている人たち

 夜の宴会は茨城組が3人と千葉の鶴○さんの4人です。
 鶴○さんは福島原発で働いたこともあるそうで,いろいろと興味深い話をきくことができました。
 
 料理には,おばちゃんがとった初物のふきのとうの天ぷらとアサツキの和え物が並びました。
 骨酒も飲めて良かったです。これを飲むのにきてるようなものですから。
 ちなみに夕飯だとおじちゃんが部屋に迎えに来た時間は16:20でした。
        

 2日目は竿は出さず,下郷近くの「長寿の水」を汲んで帰宅しました。
 
 とりあえず,解禁行事が無事終了。今年はどんな渓魚が釣れるか楽しみです。

追記
 例年行っていることを例年通り普通にできるということが,とっても幸せだということがしみじみと実感できた今回の釣行でした。

     釣りのページにもどる