釣行記069 群馬県北部 奥鬼怒 昭和村 20120.5.8~9
今回は思い切って自分の一級ポイントのはしごを試みました。
毎週出かけるのは難しいし,お金もかかるしというのが理由です。
まずは群馬の利根川上流域のポイントへ。3時到着です。。4時から1時間の短期決戦です。
何度かルアーをキャスティングしていると,ごつんとヒット。 ルアーを巻き上げようと思ったら,リールが逆に回り,ラインが出ていきます。ドラグが効いているのです。こんなの初めてです。
慎重に魚とやりとりした後取り込むと,自己記録を大幅更新する57㎝の超大物イワナでした。
延べ竿だったら自分の技術では絶対取り込めない引きでした。たばこの箱がやけに小さく見えます。
これで第一ポイントは十分です。そそくさと撤退です。
あとで,たばこをその場に置き忘れてしまったのに気がつきました。
金精峠,山王林道を経由して,つい一週間前に行った奥鬼怒へ向かいます。
目的の沢は,川下から釣り上がる予定でしたが,徒歩6㎞でつかれ,上流部から釣り下ることにしました。
渓相は,源流に近く,高巻きやロープも必要になりました。
水量も多く,先が読めないのでかなり不安になり,魚を釣ろうという気持ちより,林道への出口に早く着かないかなという気持ちが強かったです。
大きな堰堤が現れたときは,ここから戻るしかないのかと絶望に近い心境になりましたが,無事になんとか越すことができました。
林道ももうすぐだとわかり,安心して堰堤下で釣り開始です。
ヤマメが5尾,イワナが2尾釣れました。ヤマメはたぶん昔放流したものの子孫でしょう。
無事,林道に戻ったのが1時間30分後。かなり予定より早いです。釣りをしていた時間は30分もなかった計算です。
釣果はともかく,とりあえずこの沢の全容がわかったので,水量が落ち着いたらまたきてみます。
そしてなんとか昭和村へ。
途中,からむし織りの看板が国道121号線に設置されていました。これを見て,昭和村に来る人が増えるといいです。
昭和村には16時に着きました。桜が満開です。
昭和温泉で疲れを癒し,今日は釣りはせずにそのまま中島屋に直行です。
おじちゃんに魚を見せたら,魚拓に取ってくれました。
おばちゃんは魚を持って記念撮影です。
泊まり客は自分一人だったので,夕食は釣りの話やら,山菜の話やらで,骨酒三杯いつものようにお代わりしてしまいました。いろんな山菜もおいしかったです。
2日目は朝2時間釣りをした後,息子さんと山菜採りに。やはり例年と比べて一週間遅れです。息子さんがゼンマイを見つけました。身が軽いです。
沢沿いには,カタクリがちょうど盛りで,可憐な花を咲かせていました。
今回採った山菜は,コゴミ,アサツキ,ウルイです。アイコを取りたかったのですが見つけられず帰り田島の道の駅で買いました。
船鼻峠ではブナの新芽が青い空にとてもきれいで思わず写真を撮ってしまいました。
この時期の山は,木々の新芽の淡い黄緑(種類によって色が違います。)に山桜の淡いピンクがアクセントになっていて見入ってしまう美しさです。
「春」そのものです。
忙しい日程でしたが,充実度100パーセントです。57㎝のイワナは剥製にする予定です。
完成したあかつきには,竜ヶ崎の森林で披露の飲み会をしたいと思います。
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