釣行記 066 昭和村  2009.9.26~27

  

 雨が降るのを期待して天気予報を毎日欠かさず見てきましたが,とうとう降らないまま,今年最後の釣行になってしまいました。
 玉梨の水位計も,これまで見たことのない-50㎝を突破してしまいました。
 
 こうなったら釣りは二の次で,今回は玉川川通しに挑むことにしました。玉川は自分の中では未知の川で,「いつかは」と思っていたのです。
 しかし,歩きづらく,不気味な印象の川なので実現できずにいました。

 いよいよ出発です。本道さんと二人なので心強いです。
 写真左が入渓地点,下が途中と終了地点近くです。
 水量が少なかったせいか,思ってたより楽な遡行でした。残念ながら,イワナは1尾のみで,期待していたイワナの桃源郷はありませんでした。

   

 その代わり,(釣りなのに)ナメコを発見。初めてです。キノコの本に載ってた写真と全く同じ光景です。倒木の所々から株が出ていました。
 採るのに夢中で,撮るの(写真)を忘れてしまいました。残念。

 途中の淵に,大きな魚が泳いでいましたが,よく見るとコイでした。ため息です。

 左の写真は川沿いにあった山野草です。五角形で純白の花弁です。
                            なんという花なのでしょう。とても可憐できれいな花でした。
 釣りはあまりしなかったのですが,それでも4時間超かかりました。

 中島屋のお客さんは今日は6人でした。自分たちのグループが4人。常連さん2人です。
 まっちゃんが採ってきたホップの実は天ぷらに。ビールの苦みが感じられます。
 釣ってきたイワナ,ヤマメそしてカジカの唐揚げはこれで4人分です。どれだけ釣れなかったかよく分かります。
 魚の下の紙には名前が書かれていました。恥ずかしかったです。
 
 八町温泉の入り口に川原の足湯の写真がありました。これまでうわさは聞いていましたが,実際に見たことはありませんでした。
 行ってみてびっくり。湯船がふたつ作ってあり,底からぶくぶくと気泡と一緒にお湯が湧き上がっています。川の中にもぶくぶくがありました。
 ちょっと掘れば完璧な足下湧出野天風呂になります。これで入れたら温泉のページ星五つ間違いなしです。
 すごすぎです。今度来るときは必ずシャベル持参で来るつもりです。

   

 帰りは下郷まわりです。
 舟鼻のトンネルですが,10月16日開通だそうです。舗装も終わって,ライトが灯っていました。
 甲子トンネルができたので,メリットはあまりないように思います。まっちゃんは開通の日に行くといっていました。

 14時30分自宅到着です。
 魚は持ってこれませんでしたが,その代わり,天然ナメコと山栗,ホップが収穫できました。
 早速ナメコはナメコおろしとナメコ汁に。そして帰りに買ってきた原木マイタケは炊き込みご飯にしました。
 今年の釣りを振り返りながら,じっくり味わって食べました。もちろん,最高の味でした。  
   

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