お出かけ108 日本一周の旅 九州編 その6 202010.26

 朝食無理を言って7時に食べれるようにしてもらい,8時すぎには2度目のやまなみハイウェイを南に向かって走っていました。
 というのも,今日は1時にフェリーで熊本から島原に移動するのです。遅れるわけにはいきません。
 天気は本日も快晴,2日目の五里霧中のリベンジを果たしました。
 くじゅう連山では,長者原の湿原をハイキングしてススキの群生を満喫,牧の戸峠では登山道を途中まで登り,紅葉を楽しみました。朝早いのにこの時期なので駐車場はあらかた満杯でした。
 4枚目の写真は 途中の展望台から見た「阿蘇の涅槃像」です。

    

 さて,続いては阿蘇周辺です。やまなみハイウェイからミルクロードを通り熊本に抜ける道を選択しました。こちらもススキの穂が日差しに輝いてなんともいえない美しさです。
 適度のアップダウンとワインディング。もちろん眺めもいいしでドライブがとても楽しいです。
 途中,「ラピュタの道」とかもあったようですが現在は通行止めで入れません。

   
 
 熊本市内では時間がだんだん迫ってきて,行きたかった水前寺公園と熊本城は車窓から眺めるだけになってしまいました。路面電車がかわいいです。
 熊本港には12時前に到着。思いの外余裕でした。
 フェリーが約3500円なのですが,GoToの共通クーポンが2000円分使えたので1500円です。長崎に渡ってしまうと熊本分は使えないのでちょうどよかったです。
 天気もよく、波も穏やかだつたので、のんびりできました。

   
 
 13時半過ぎには島原に着きました。雲仙普賢岳?が異様な姿でそびえ立っています。
 調べてみると30年ほど前,火砕流を起こした溶岩ドームのあるその山は「平成新山」と名付けられていました。
 平成新山の近くにあるネイチャーセンターと旧大野木場小学校被災校舎(そのまま残されています) を見学しました。恐ろしやです。
 火砕流の流れた後は,いくつも砂防ダムのようなものが作られていました。

   
 
 今日のお宿は雲仙温泉の国民宿舎青雲荘です。 白濁の硫黄泉が有名な宿です。
 さっそく温泉に。真っ白です。よく観察すると,泥の小さな粒子で白く見えるようです。湯口の近くにはやはり泥が沈殿していました。野湯によくある泉質だなと思いました。
 内湯は露天より白濁成分を少し除去しているような感じでわりと透明感がありました。
 素晴らしいっちゃ素晴らしいですが,でもなんか正直飽きてきた感じがあります。普通気味の温泉では感動できなくなってきたのでしょうか。これはまずい兆候です。
 夕食は18時から。きれいだしおいしいのだけど、こちらも何か物足りない。昨日と一昨日の料理がよすぎたせいだと思います。回る順番を間違えました。

     

 明日は九州そして日本一周(沖縄はまだ行ってません) の旅の最終日です。まぶたを閉じると,これまでのいろいろな場面や情景がよみがえってきます。
 気負わず,充実した最終日にしたいです。

 お出かけのページにもどる
 
   日本一周の旅 九州編その6に進む