お出かけ109 日本一周の旅 九州編 その6 2020.10.27


 とうとう最終日になりました。
 雲仙温泉を後にして,長崎に向かいます。九州を回っていて思ったのですが,平地が少ないです。結果,段々畑が結構目につきました。特に長崎周辺はそういう印象を受けました。
 長崎は佐世保市のハウステンボスが観光施設としては有名ですが,あまり興味がありません。
 出発前,長崎県の観光についてちょっと調べてたら、軍艦島上陸ツアーというものを見つけました。軍艦島については,いろいろな見方があるようですが,とりあえず一度実際に見てみたいということで申し込みました。
 出発は10時半前後なのですが9時過ぎに着いてしまったので,近くにある大浦天主堂とグラバー園の入り口まで歩いてきました。坂道から見える真っ白な教会がきれいです。

   

 さていよいよ軍艦島に出発です。長崎港の周辺についてもガイドさんがいろいろ解説してくれました。近くには三菱重工の造船所があり,最新のイージス艦と海上保安庁の巡視船が建造されていました。
 キリスト教会も船から見ることができました。

 軍艦島の正式な名称は端島といいます。詳しいことはここでは省略します。世界文化遺産になっているのは軍艦島全体でなく,護岸などごく一部だそうです。
 それにしても廃墟です。ここに最盛期は5000人もの人が暮らしていたということです。鉄筋コンクリート造りとしては大正時代に日本で最初に立てられた7階建ての30号棟という建物があるのですが、今にも崩壊しそうでした。台風が来ると建物の上まで波がきたという話には驚かされました。
 今日は波も穏やかで,長崎の街を海から見ることができました。

    


    

 
 続いて最終目的地太宰府に向かいます。
 太宰府では,もちろん太宰府天満宮にお礼のお参りをするほか,今空前のブームになっている「鬼滅の刃」の聖地となっている「竈門神社」に御朱印をもらうという目的がありました。
 自分はどうでもいいのですが,鬼滅が好きなかみさんとせがれの驚く顔が見たくて、予定表には入れてなかったのです。実際,こちらも平日にかかわらず結構な人出でした。
 二社とも大陸系の人たちがいないのでゆっくりお参りすることができました。
 時間の関係で,長崎ちゃんぽんをとるか,鬼滅をとるか迷ったのですが,お守りなど喜んでくれたので結果オーライでした。

     


 時間に余裕があったので空港でラーメン。屋台ラーメン玉龍です。空港の一角に有名ラーメン店がひしめいていました。
 
 
  18時55分福岡空港発の飛行機に乗り,自宅には21時半には帰ってきました。さすが茨城空港,アクセス抜群です。
  
  お土産で買った、熊本ラーメン黒亭、長崎カステラ 松翁軒、どちらもさすがという味でした。

 振り返り
  ・帰ってきてから片付けをしましたが,持って行った衣類の8割はスーツケースに入ったままでした。いつも多めに持って行ってしまいます。改善点です。
  ・GoToのおかげで,予算103300円以内に収まりました。ただガソリンが高い。だけでなく,金額の表示のない店が多過ぎです。これでは逆にお店に入るお客が少なくなると思います。
  ・距離は1360キロ走りましたが、ガソリン代だけ予算をオーバーしてしまいました。デミオの燃費は18くらい。アップダウンが激しかったのでこんなもんだと思います。
  ・食べ物では別府の関あじ関さばはもちろんうまかったのですが,そこで注文した穴子の天ぷらがぷりっぷりで印象に残っています。あと高千穂の民宿暖心の料理も特においしかったです。
  ・温泉は厳選して行ったのでどこもよかったです。ちなみに、今回入った温泉は、別府竹瓦温泉、湯川内温泉かじか荘、旅籠紫尾荘、霧島湯ノ谷温泉、鶴丸温泉、七里田温泉、湯平温泉奥湯の郷、
   雲仙温泉星雲荘の8湯です。もちろん№1は湯川内温泉です 。時間がある時に個別にアップしたいと思います。
 

  今回の九州の旅で沖縄を除き、日本一周の旅が完結しました。
  4月に早期退職して、今年の決行に照準を絞り、計画してきましたが、コロナの関係で予定がかなり狂ってしまいました。「明日はなにが起こるかわからない」改めて身にしみた次第です。
  ただ、悪いことばかりでなく、(外国人を含めて)観光客が少ない、GoToトラベルの割引が利用できたなど、いい面もありました。
  また、観光資源を含め、土地土地の良さも改めて知ることができましたし、逆に、地元のよさやうちの居心地のよさも見つめ直すことができました。
  改めて訪ねてみたいところや、もう一度訪ねたいところもかなり出てきてしまったので、機会を作って出動したいと思っています。                      
  

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