おでかけ107 日本一周の旅 九州編その4  2020.10.25


 本日は宮崎県高千穂から大分県そして熊本県,またまた大分県と距離はそれほどでもないのですが移動しました。
 朝の気温2℃。高千穂は冷えていました。それでも早起き,早ご飯で高千穂峡(九州の観光地で常に上位にランクされている。阿蘇の熔岩が浸蝕されてできた峡谷で、高いところで100m、平均80mの断崖が7kmも続いている。峡谷には、日本の滝百選に選ばれている真名井の滝などがあり、新緑と紅葉の頃は特に美しい。貸ボートもあり、ボートから見上げる景観も素晴らしい)に7時40分到着。
 日曜日なのにまだ人はまばらで,じっくり見学することができました。よく目にするパンフレットと同じです。奥から朝日を受けて川面がきらきらしていました。ボートは朝早いので浮かんでいませんでした。しっかり目に焼き付けて,次に向かいます。

  
 
 続いて、天岩戸神社。天照大神が天岩戸に隠れてしまった時に,八百万の神々がどうやって天照大神に戻ってもらうか話し合いをした場所もありました。結構広い洞穴(鳥居の右に人が二人見えます)です。
 しっかりお参りしましたが,そばの渓流に大きなヤマメがいそうで気になってしまいました。

   
 
 ここから,こんどは田舎道を七里田温泉に移動。約70キロありましたが信号は一つのみ。それにもましてその後も60キロくらい走りましたがコンビニを見つけることができませんでした。
 それと,7月の豪雨災害の爪痕があちこちに残っていたのを書き留めておきます。
 七里田温泉下ん湯,何年ぶりでしょう。炭酸泉日本一は健在でした。これまで入っていない浴槽が男湯になっていました。
 ほかに炭酸泉と銘打っている温泉とは,まさに大人と赤ちゃん,飛行機と一輪車と形容してもいいほど存在感が違います。
 ラムネそのものです。最高です。

   

 そして本日,あと一湯に選んだのは「寺尾野温泉・薬師湯」です。こちらもロケーションといい,湯小屋のつくりといい,源泉といい非の打ち所がありません。源泉はぬるめで湯川内温泉とにた感じです。
 とたどり着くのに大変ですが,100円は安すぎです。「九州にきてよかった」と実感する自分がいました。

    

 その後,道に迷いましたが,「奥湯の郷」に15時20分到着。迷ったおかげできれいなコスモス畑をみることができました。秋まっただ中です。
 
 温泉に入れないと思っていたのですが,入れました。源泉量は少ないですが,温まれる温度です。露天風呂もぬるいですがお湯が入っていました。
 そして青色(ちょっと強調してあります)はそれほどでもないですが,でも確実に青いです。来てよかったです。

 料理も手作りのものが多く、山の幸中心でとてもおいしいです。特に自分で炭火で焼く地鶏は格別でした。
 オリジナルの果実酒もいただきました。果実酒の種類はブルーベリー、いくり、またたび、梅から選べます。いくり酒を注文しました。
 全国的には、すももというのでしょうか、プラムと呼ぶのでしょうか。 甘酸っぱいこのみずみずしい実のことを九州の一部では「いくり」と呼ぶそうです。女将特製だそうです。うまい!
 ちなみにビールはクラシックラガーでした。
 
 浴室の壁には、温泉チャンピオンの郡司勇氏のにごり湯番付が張ってあり、奥湯の郷はなんと、西の横綱になっています。
 
     

   ここから天ぷらやニジマスの塩焼きなどができあがり次第運ばれてきました。
 

 今日はほとんどお金を使っていません。お昼も昨日の夕食にでたおにぎりの残りです。ただお昼を過ぎて水が飲みたくなり,飯田高原近くの自販機で「いろはす」を買おうと思い,お金を入れたら・・・。
 「いろはす」ではなくカフェオレが出てきてしまいました。「なんだよこれ」と仕方なく取り出すとさらにもう一本,それも取り出すともう一本と次々に出てきます。壊れているのです。
 とりあえず3本だけいただいてきましたが,ほんとは水が飲みたかったのです。

 今日もいろいろありました。
 奥湯の郷の女将さんとはたくさんお話ができたので,青の温泉が完全復活したらすぐに訪ねていきたいです。お世話になりました。

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