お出かけ105 日本一周の旅 九州編 その2   2020.10.23
 
 天気予報を見ると,九州地方の今日は「朝まで雨が残るが,その後は急速に回復する」というものでした。
 天気予報を信じて6時にお宿を出発,ちらちら雨が降っていますが、そのうちやむだろうと思いつつ,別府から湯布院に移動。ワインディングが気持ちいい道路です。

 途中時間を遅らせるために何度か休憩を挟みながら晴れるのを待ちますが,なかなか晴れてくれません。
 やまなみハイウェイ(九州随一、日本でも有数のワインディングロード。森林の中を走る前半から、くじゅう連山を望む長者原(飯田高原)、そして阿蘇外輪山を駆け降りる道路の名称、ドライブ心をくすぐる景色が次々にやってきます)を南下していきますが、そうこうしているうちに,長者原に着いてしまいました。

 霧もかかっています。紅葉目当ての観光客も多いみたいですが,五里霧中状態です。
 先もあるのであきらめ,阿蘇に向かいました。
 

 少しずつ青空が見えはじめした。
 車も少なく,快適なドライブロードです。一面のススキが風に吹かれてたなびいています。ススキはこの時期にした理由の一つです。
 気分よく走って行きますが,阿蘇山周辺で,また霧がかかってしまいました。
 ロープウェイの駅で,別府の亀の井ホテルでもらったGoToクーポンの1000円を使って熊本ラーメンをお土産に買いました。今日宿泊予定の鹿児島では隣県でなく使えないので。

   
 
 その後,いよいよ湯川内温泉かじか荘を目指します。4月がコロナ,7月が豪雨災害で訪れることができず3度目の正直です。
 阿蘇から熊本に行く途中,地震で崩落した阿蘇大橋はまだ工事中でした。
 益城町を抜けて高速に乗る予定で走っていましたが途中,地震の影響による新築の住宅が多かったです。震度7,2回ですからね。
 国天然記念物布田川断層の看板を見つけました。時間があったので見学に行こうとしましたがなかなか場所がわからず一時間うろうろしてやっとたどり着きました。畑のあぜ道が見事にずれていました。

   


 高速は日奈久までと思っていましたが現在は水俣まで伸びています。おかげで15時過ぎは湯川内温泉かじか荘に着くことができました。
 朗報です。上の湯に続き,下ノ湯が復活していました。予想外だったのでうれしすぎです。
 浴槽はそのままでしたが板張りとか新しくなっていました。入浴中のおじさんが18日に復活したと話してくれました。まだ5日しかたっていません。ラッキーでした。
 ほのかな硫黄臭,底からこんこんとわき上がってくる体を包み込むようなまったりとしたぬるめの源泉。最高です。自分の中での温泉第1位は不動のものです。

 ただ,あとからご主人とお話ししたのですが宿泊は再会するのが難しいということでした。行政がなにもしてくれないと嘆いていました。なんとかならないものか。出水市なんとかしてくれ。と強く言いたいです。
 複雑な気持ちで今日の宿に向かいました。

  
 
 今日の宿は旅籠紫尾荘です。温泉もなかなか,料理もなかなかです。ここでもGoToクーポンをいただきました。すぐお酒に変わりましたが。しかし本場の焼酎はうまいなと。
 近くの共同浴場では,NHK鹿児島放送局が取材していました。渋柿を温泉につけると甘くなるということの検証をしているということでした。
 ここでは特産品として温泉につけた柿が売っているのです。ということなので,残念ながら温泉には入れませんでした。
 スタッフにしてみれば,かなりなれなれしくうろうろするおじちゃんだと思っていたでしょう。

     


 今日の成果はというか、今回の旅の成果になると思いますが、湯川内温泉の下の湯に入れたことはほんとうれしかったです。。

 霧のやまなみハイウェイは月曜日にリベンジしたいと思っています。

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