お出かけ080 日本一周 東北編その6  2020.6.5

 東北も残り二日の予定になりました。
 今朝は結構寒くて、夜中にシュラフを用意しましたが、そのあと眠れませんでした。天気は曇りです。
 本日朝一は田沢湖へ。昨日、乙女の像を十和田湖で見学したので、たつこ姫が見たくなったのです。
 けど、辰子さんは田沢湖の全く反対側です。でもせっかくなので行きまた。


 神々しいです。田沢湖の勝ちです。理由は両方比べればわかると思います。
 
 岸辺に魚が泳いでました。もしかして  クニマスか。すぐ釣り竿を用意して釣りましたが、ただのウグイでした。ミミズかもったいない。



 時間を余していましたが、その後温泉地として超有名な乳頭温泉郷に移動。 
 何軒か過去に訪れていますが、今回初めて黒湯から乳頭山への登山道の途中にあるはずの野湯に向かいました。曇り空だし、熊でもでたらと気分はいまいちです。
 30分ほどのぼったところに発見しました。郡司氏の「一湯入魂」の記載の写真と比べましたが間違いないです。

    

 すばらしい野湯です。泉温も42℃ほどで入りやすいです。ただ、登山道の横にあるので登山道からは丸見えです。この時間、誰も歩いてはいませんが。
 持参のサンダルが役に立ちました。古いスマホも持ってきたのでセルフタイマーもなんとか使えました。
 せっかく苦労してきたおまけがありました。これまで根曲がり竹がどんなところにどんな風に生えているのか、自分にとって謎でしたが、「なんだこれか」という感じで発見できました。根元の茎をかじりましたが間違いない と思います。

  15本ほどとってみました。

 乳頭温泉の「黒湯」に入る予定でしたが「まっとうな温泉」を丁重に断られたので、乳頭温泉の代名詞、鶴の湯へ。
 10時ぴったりに受付。すかさず露天風呂を目指しますが、こんなことがあっていいのか。人っこ一人いません。これ日本の代表の一つの鶴の湯露天風呂独り占め!?
  

 乳白色に青を少し混ぜたような色合いは感動ものです。名前をつけるとするとシルキーブルーホワイトって感じです。さすが、鶴の湯。色といい、趣といい、有名な訳です。そして足下湧出。
 湧出している場所まで行きましたが、底の岩が「あちち」と、かなり高温でした。
 いつまでも浸かっていたいと本気で思える温泉です。
 このあと、南玉川温泉も候補に入れていたのですが、2湯で満足してしまって、いよいよ進路を南に変えていきます。
 
 本日の目的の栗駒山に行く途中、イワナを釣ろうと思っていた場所は、巨大なダムの工事現場になっていました。仕方なく、赤川の枝沢に入りました。
 これがイワナの桃源郷でした。小さい沢ですが、瀬を走るイワナが確認できます。
 15分ほど川通しで歩いて行くと、たまりにイワナが10尾くらい目視出来るほど魚影が濃いです。そして釣れました。栗駒イワナです。
 白神といい栗駒といい、こんなに釣れるのか。うらやましい限りです。

  

 釣ろうと思えばいくらでも釣れそうです。が、今回家に持って帰れないので2尾ともリリースです。また訪れたい気持ちはありますが。もう無理かもしれません。

 今日の宿は「栗駒山荘」予約したくてもとれない超人気宿。
 温泉ももちろん素晴らしいですが、食事等もさすが、予約が取れないだけあるなという感じです。おいしかったです。春の山菜もお品書きに入っていたのが特にポイント高いです。

                 
 
 この宿はビジネスホテルのシングルルームのような部屋もあります。本日そこに泊まってますが、特に問題なしです。
  
 車中泊とのギャップ、この違和感、そして満足感。
 旅行がすんだら、その辺もぜひ分析したいと思っています。
 

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