イワナ,ヤマメ 燻製づくり
ここ3年,毎年燻製を作っています。その我流燻製づくりの方法を紹介します。
まず冷凍の魚を,冷蔵庫に入れて解凍します。
約12時間かけます。
その間にソミュール液を作ります。
昭和村の代官清水3Lを入れた鍋に天然塩250g,そして香辛料の黒こしょう,ローレル,ニンニク,タマネギ,バジル,ナツメグ,シナモンをそれぞれ少量入れて一度沸騰させます。
ソミュール液が冷めたら,そこに解凍した魚をつけ込みます。約12時間ねかします。
魚が水面からでないように注意します。
その後,塩抜きをします。
塩抜きは水道水で,約1時間流しっぱなしにします。
温泉でいうと,源泉かけ流しの状態です。
塩抜きが終了したら,キッチンタオルで水分を拭き,乾燥に移ります。
おなかと口に割り箸を折ったものを挟み,乾燥しやすくします。
乾燥には自分は100円ショップで買った網を改造して使いますが網でなく,ひもで吊しても大丈夫です。
猫やカラスに注意していますが,一度一尾猫に持って行かれました。
乾燥は約24時間ほど行っています。
いよいよいぶしです。
自分はホームセンターで買ったいぶし器の下に段ボール箱を追加しています。(魚が大きいとしっぽか下についてしまう)
チップは,やはりホームセンターで買った「スモークウッド」を使います。サクラ,ブナ,オニグルミなど種類がありますが今回はサクラを使いました。
自分は温燻なので,はじめ20℃くらいで約1時間くらいいぶした後,徐々に温度を上げ40〜60℃位を保って
6〜8時間いぶします。けっこう温度管理が難しいです。
そして,完成です。
黄金色に染まっています。41センチのイワナもちゃんと燻製になっています。
去年はちょっと塩っぱくなってしまいましたが,今年は水分,塩分とも申し分ないできです。
ビールのつまみに最高です。