湯の花温泉共同浴場 弘法の湯
湯の花温泉の4ヵ所の共同浴場をめぐりました。
最初に訪れたのは,道路沿いの「弘法の湯」です。
結構新しい建物で,6,7人ほど入れるコンクリートの内湯がひとつあります。
8時すぎに行きましたが,湯が一杯になっていませんでした。残念。
泉質は単純泉で無色,無味,無臭。
湯口はパイプで,そこから直接注がれています。
白く固まっていたのは,石膏成分のようです。
源泉から遠いので,湯温もちょっと熱い位でした。 (営)6:00〜22:00 200円 ☆☆☆
(2006.12.2)
「石湯」は湯ノ岐川沿いにあり,ちょっとわかりにくい場所にあります。石湯旅館を探すのが手っ取り早いです。
ロケーションはなかなかのもので,期待が高まります。
近づくと大きな岩が建物に突き刺さったような形で湯小屋が建っています。
中に入ると,岩が壁から突き出ていて,その上に神棚が祭ってあります。
浴槽は,石をくり抜いた4角いもので4人くらい入れる大きさです。
ここの源泉は他の共同浴場とはちがい独自の源泉で,岩の下と向かって右側からの二ヵ所から注がれていました。
ここも,まだ湯がたまってなく,寝そべるようにして入りました。というか,熱くてなかなか入れません。意に反して加水してしまいました。
ちょっと硫黄臭が感じられました。
ワイルドで情緒あふれる共同浴場でした。混浴です。(営)6:00〜22:00 200円 ☆☆☆☆
(2006.12.2)
三ヵ所目は,橋のたもとにある,「天神の湯」です。
ここも,まだ湯がたまっていませんでした。
長方形の浴槽が二つありますが,小さい方は子供2人くらいしか入れない大きさで,親浴槽がいっぱいになるとパイプでそちらに注がれる仕組みです。なかなか面白い造りです。
手を入れてみると,かなり熱めで,寝湯のつもりで入ろうとしていたのですが断念しました。
湯の感触は,「弘法の湯」とほとんど同じでした。
ここも混浴です。
(営)6:00〜22:00 200円 ☆☆☆ (2006.12.2)
「湯端の湯」は,源泉のすぐ近くにあり,湯量も豊富な共同浴場です。
ここには,男女別の内湯の他,地元専用の浴槽もあり,湯ノ花温泉の共同浴場の中では,一番規模が大きいです。
内湯は,6,7人入れる大きさで,源泉が多量に掛け流しされていました。
内湯の天井はかなり高く,木組みで重厚感があります。
熱かったり,お湯が少なかったり,が続いた後なので,ここではとてもゆっくりすることが出来ました。
(営)6:00〜22:00 200円 ☆☆☆ (2006.12.2)
追記
今回は,ほとんど外来の客に会わなかったのですが,季節,時間などにより,かなり混雑すると予想されます。