山形県の温泉21 姥湯温泉 升形屋

本日の宿泊宿です。
 自分の中では前評判は今ひとつで、その理由がミーハーが多いみたいだと言う理由からでした。
 今回、温泉を巡る順番の関係からここに宿泊しました。じゃらんでは扱ってなく楽天トラベルでの予約です。

 ここも結構悪路と聞いていましたが、今日前半に訪れた宿までの道路がとにかくハードだったせいか、ダートもなく「結構快適じゃん」というレベルのアプローチでした。
 14時半到着。岩壁が宿を囲んで屏風のようにそびえています。すごいワイルドな景色です。谷を流れる渓流は水色がかっていてたぶん温泉でしょう。
 宿は小綺麗な感じで、温泉宿と言うよりはヒュッテという横文字が似合いそうな雰囲気です。
    
 さっそく、混浴露天の山姥の湯へ。水色がかった硫黄泉でpHは2.8。
 誰もいません。この景色が独り占めです。湯温は40℃くらいで長く入っていられます。もう最高です。完全に食わず嫌いでした。
 部屋にもどってビールを飲み、また露天へ。
 露天風呂は、3カ所有り山姥の湯、薬師の湯、瑠璃の湯という名称です。
 時間帯によって女性専用の時間が入れ替わります。
 内湯もまた素晴らしいです。檜の浴槽で鮮度がいいのか透明です。レモン水に浸かっている感じです。
   
 冷蔵庫がないと聞いていたので、クーラーボックスに入れて持ってきたのですが、駐車場から結構歩くため、宿にはロックアイスの袋に沈めて持っていきました。ぎんぎんに冷えていて最高です。
 あっと言うのに3缶飲み干してしまいました。

 夕食もなかなかです。牛肉の陶板焼き、鯉の旨煮、お造りなどとってもおいしいです。イワナがないのが残念でしたが。
    

 夜の露天は雲が切れて満点の星空。星がたくさん見えすぎるので夏の大三角のデネブなどの一等星がわからないほどでした。
 2日目は朝から雲一つない快晴。だんだん日が差してくるにつれて岩肌の色が変わってきてなんともいえない美しさです。
 

 朝ご飯もおいしくいただき、最後にもう一枚写真をとって、再訪を誓って宿を後にしました。
 泉質は単純酸性硫黄泉
 源泉温度は51℃です。
 (営)9:30~15:30  600円今回は宿泊での利用 冬季休業
 ☆☆☆☆☆(2018.8.23)

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姥湯温泉 桝形屋