栃木県の温泉47 鹿の湯源泉掛け流しの宿 民宿新小松屋

  


 今回お世話になった「新小松屋」さんは,約1880年前に発見された「鹿の湯」を中心に広がる温泉街にあります。明治時代創業で現在4代目さんが切り盛りしています。一泊7000円の料金は中島屋より安いです。
 温泉街の中では鹿の湯の目と鼻の先なので,もちろん鹿の湯源泉がかけ流しで浴槽に入っています。
 男女別の浴室は男性用が「元の湯」,女性用が「花の湯」と名前が付いています。
 源泉が近いため温泉タンクに58℃で入ってきているそうです。
 源泉はもちろん鹿の湯・行人の湯源泉。泉質は酸性・含硫黄-カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)で源泉温度は68.4℃ pH2.5です。
 かなり熱いとイワナの散歩さんに聞いていたのですが,真冬だからか,適温よりちょい熱めくらいで入ることができました。
 
  

  「元の湯」は別棟になっていて,スリッパを履き替えて浴室に行きます。
こちらも年季が入っている浴槽で,風情抜群です。
 硫黄分が浴槽のふちにこりかたまっていました。
 「滝之湯」ほど胃液は意識しませんでした。
  

 ここの宿のいいところは持ち込みOKと食事が部屋出しのところです。コンビニで缶ビールを買っていきましたが,窓の外に置くとすぐ飲み頃になります。食事も料金の割にはいいと思いました。
 帰ってきてから2日後に娘にシャツが硫黄臭いといわれました。自分では意識しませんでしたが,一緒に洗った洗濯物はかなり臭ってしまっていたようです。
 宿泊のみ利用可 ☆☆☆☆ (2014.12.26)

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那須温泉 民宿 新小松屋