栃木県の温泉46 板室温泉 大黒屋

   
 
 板室温泉は,那須と塩原の中間に位置する,那珂川上流沿いの静かな温泉街です。
 今回は,かなり奮発して,大黒屋という高級旅館?に宿泊しました。敷地も広く,庭園には現代アートの彫刻などが設置されていました。

   
 さて温泉です。
 まず,入ったのがひのきの浴槽(底も桧)の「桧の湯」,3~4人程の大きさの浴槽に,無色透明な湯が流し込まれ、目の前に造られたミニ庭園のような所を眺めながら湯浴みができます。
 泉質はアルカリ性単純温泉。源泉温度は44.5℃です。源泉かけ流しですが冬は加温しているということでした。
 pHは9.5ありますがお湯はさらっとしていて気持ちいいです。
 日頃の疲れが融けてゆくようです。
 脱衣所を挟んで「黄土の部屋アタラクシア」というのがあり、オンドル部屋のようになっていました。専用の浴衣を借りて岩盤浴のように寝ころびます。30分ほど体験しました。

 続いて,大浴場の「たいようの湯」です。
 こちらは,14,5人入れる長方形の浴槽と4~5人入れる大きさの露天風呂が併設されています。露天風呂からは那珂川を見ることができます。
 那珂川もここまでくると,川幅は10メートルもありません。水量もほとんどありません。魚影はありませんでした。

 
 

食事は部屋食です。さすが,おいしいです。具材の彩りや器なども洗練されていて,準高級旅館にきたという気になりましす。
朝食も普段しないごはんのお代わりをしてしまいました。唯一残念だったは,朝食の魚が,イワナやヤマメでなく,シシャモだったことです。正直なんでここでシシャモなのと思ってしまいました。

     

 

宿泊で利用 日帰り入浴不可    ☆☆☆☆(2013.12.25~26)

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板室温泉 大黒屋 – 保養とアートの宿