島根県の温泉０３　　三瓶温泉　亀の湯

　三瓶温泉にある公衆浴場です。温泉街とはちょっと離れた住宅街にあります。
　温泉とは思えないような建物ですが，なかにはとても立派な小判型の浴槽があります。
　そして，パイプから豪快に湯がそそがれている・・・。と思ったら，よく見るとお湯が浴槽まで届いていません。
　不思議に思いながら浴槽に浸かると，浴槽の真ん中の管から源泉が吹き出していました。とりあえず納得して入浴しました。

　ちょっとぬるめですが，色といい，味覚といい，とても特徴のあるお湯です。
　泉質はナトリウムー塩化物泉。泉温は約３８℃です。

　　　

　ここは夕方から加熱するということで，昼間は地元の人はあまり入らないそうです。
　こんなすばらしい温泉がかけ流しになっているのに，ほんとにもったいないです。
　ちょっと怒りにも似た感情も頭をよぎりました。
　それだけうらやましいということです。
　そう思いながらこの不思議な温泉を後にしました。

追記：帰ってから画像をよく見ると，管がでている壁に一本塩ビ管がおいてあるのに気づきました。
　これで謎が解けました。そうです。塩ビ管を継ぎ足して浴槽までお湯を届けるのですね。

（営）８：００～２１：００　２００円☆☆☆☆　（2009.1127）