大分県の温泉21 鍋山の湯
別府の明礬温泉街には,湯の花を採取する名物の湯の花小屋があります。それを見学しつつ,そこから山道を入り,鍋山の湯に向かいました。
砂利道を10分ほどすすむと行き止まりになりそこからは徒歩です。10分くらいで山肌から噴気が立ち上る荒涼とした場所に出ます。
その奥に鍋山の湯がありました。
場所は2ヵ所に分かれています。 一ヵ所目は泥湯です。二人ほど入れる白い泥湯と黒っぽい泥湯の2つの浴槽が並んでいます。
みぞれが降っている中,黒灰色の泥湯に思い切って入浴。
なんとおしりが熱い。ということは足元自噴なのです。泥の量は思ったより少なかったです。
これで晴れ渡っていたら最高なのにと思いながら,2ヵ所目の黒湯に移動しました。
こちらも2ヵ所の浴槽があります。お湯はかなり黒いですが泥湯ではありません。
熱い源泉がまず,上側の浴槽に流れ込み,その後下の浴槽に流れこむようになっています。しかし,下の浴槽もかなり熱く,ホースで沢水をひいての入浴です。
深さもあり,快適です。
ゆっくりしたかったのですが,頭が寒く,かぜをひきそうだったので10分ほどで切り上げました。
野湯 24時間入浴可能 無料 ☆☆☆☆☆(2008.2.12)