鹿児島県の温泉16 紫尾温泉旅籠しび荘


 

 湯川内温泉をあとに、峠を越えて鹿児島市内に向かいます。今日の宿は紫尾峠の近くにある「旅籠しび荘」です。

 紫尾温泉」は開湯750年の歴史を誇り、そのとろりとした湯ざわりの湯は「神の湯」とも呼ばれています。

 そしてそのお湯は国内有数の特効アルカリ泉で、肌を潤し女性に喜ばれる「美人の湯」としても人気です。
 「旅籠 しび荘」には2つの自噴泉があり、温度の違う紫尾温泉のお湯を贅沢にご堪能頂けます。       ~旅籠しび荘ホームページから~


 まずは内湯です。浴室に入ると硫黄泉特有の焦げたまご臭が。期待が高まります。
 浴槽は二つあり、源泉がそれぞれ違います。
 一つは小判型の浴槽でライオンの形の湯口からなみなみと51℃の源泉が注がれています。結構熱めです。
 pHが9.4あるのでぬるつる感がすごいです。

 もう一つは長方形の浴槽で43℃の源泉が掛け流しで注がれています。
 こちらはさらにツルツルします。ぬるめなのでゆっくりはいることができます。
 どちらも自噴泉というのがすごいです。

 泉質は単純硫黄泉ですが、ここまでのアルカリ性の硫黄泉はなかなかないと思われます。。
 
 露天風呂は岩風呂になっていて、こちらは2つの源泉の混合泉が注がれています。
 そばに小川が流れていて、せせらぎの音が聞きながら入浴できます。
 
       

 料理もなかなかです。じゃらんの評価が高いのも頷けます。

 近くには共同浴場「紫尾温泉 神の湯(紫尾区営大衆浴場)」があります。
 ちょうど,NHK鹿児島放送局が取材していました。渋柿を温泉につけると甘くなるということの検証をしているということでした。
 ここでは特産品として温泉につけた柿が売っているのです。ということなので,残念ながら温泉には入れませんでした。

     

 (営)日帰り8:00~21:00 2021.10月現在休止中  300円 今回は宿泊で利用   ☆☆☆☆ (2020.10.23)

 鹿児島県の温泉にもどる

 

2つの自噴泉がある宿 紫尾温泉 旅籠しび荘公式サイト|