北海道の温泉03 支笏湖丸駒温泉旅館
支笏湖の湖畔にある老舗宿で「日本秘湯を守る会」にも加盟している温泉旅館です。大正時代の創建で,昭和中頃までは湖水を渡る船が唯一の交通手段だった宿です。
今現在は立派な高級旅館のような佇まいですが,調べてみると料金は一般旅館なみでびっくりしました。
ここの温泉宿の売りは,何と言っても足元自噴の露天風呂があることです。
大浴場から渡り廊下を50メートル位あるくと20人位入れる湯船があります。底はじゃりで,そこから,ふつふつと源泉が湧いています。
泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉で源泉温度は54℃。
護岸の岩を隔てて支笏湖と同じ水位となっています。入浴時は温めでとてもリラックスできるお湯です。
大浴場は広く,四角く7,8人入れる浴槽が3つ並んでいて,それぞれ源泉が注がれています。こちらの泉質は塩化物泉で源泉温度50℃です。すこし黄色がかった濁りがあります。
露天風呂も併設されていて,そこからの眺めがまたすばらしく,支笏湖全体とその向こうにある雪をかぶった山々が見渡せます。
ちょっと帰りの時間の関係で,長居はできなかったのですが,こんど行くときはじっくりのんびり,ここのお湯を堪能したいと思いました。
日帰り入浴の値段が高めなので星4つです。
(営)10:00~15:00 1000円 ☆☆☆☆ (2014.3.29) 北海道の温泉にもどる