北海道の温泉11 カムイワッカ湯の滝

 知床半島羅臼町から、知床横断道路を北に進み、斜里町に入ります。
 そこから、海岸沿いを岬に向かって約15キロ進んだところに「カムイワッカ湯の滝」はあります。

 33年ぶりです。あの興奮をもう一度ということで訪れました。

 カムイワッカ湯の滝は、急峻で滝が連続しているカムイワッカ川に流れ込む温泉の影響で、滝壺が温泉の浴槽になっている野湯です。
 33年前はかなり上まで上った記憶があるのですが、現在は、道路沿いから100㍍ほどのところから上流が立ち入り禁止になっています。
 
 ちょうど他に人がいなかったので、ちょっと様子見に上まで行ってみました。
 かなり急斜面を上っていくのでサンダルは必需品です。、今回の沢登りのためにしっかり用意してきました。

 最初に現れて滝壺(どの滝壺もかなり大きい)は、湯温は30℃ほどです。上の滝壺に行くほど湯温が上がっていきます。
 最高です。しぶきが目に入るとかなりしみます。
 というのも、ここの温泉はPHは2.0前後の強酸性なのです。
 
 地の果てに来た感がありました。

 
  


 一人だと何かあったとき、大変なので頃合いを見て引き返しましたが、いつか全部の滝壺を制覇したいと思いました。
 (現在は一定期間、ガイド付きだと上までいけるらしい)

 (営)夏  無料   ☆☆☆☆☆(2020.7.3)

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