北海道の温泉10 相泊温泉


 知床半島には温泉が沢山ありますが、羅臼町の海岸にあるセセキ温泉と相泊温泉は、海岸にある露天風呂として、そして日本最北東端の温泉として有名です。

 羅臼町の中心部から知床半島の海岸線を岬に向かって30分ほど車で進むと道路が行き止まりになり相泊地区に到着します。
 道路の終点から少し戻った海辺に、セセキ温泉と相泊温泉がありました。

    セセキ温泉

 セセキ温泉はコロナの影響で休業中。まさか相泊もかと思って先に進むと、海岸沿いにブルーシートの小屋が目に入ってきました。

    


 そこが相泊温泉でした。周りには爆弾のようなテトラポットが並んでいました。
 さっそく入浴です。
 湯船はコンクリート製の5、6人は入れる長方形の湯船で、足下からお湯が湧いてきてます。そう足下湧出温泉なのです。
 源泉はかなりの高温なのですが、先客が水を入れたのかちょうどいい湯加減になっていました。
 
 んー気持ちいいです。はるばる知床まで来た甲斐がありました。波の音とカモメの鳴き声が旅情を誘います。泉質は、たぶんですがしょっぱいのでナトリウム泉だと思いました。

 (営)夏季の夜明けから日没まで。波が荒いときは入浴不可。☆☆☆☆☆ 無料 (2020.7.3)

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