若い頃北海道一周旅行で立ち寄った，知床のカムイワッカ湯の滝以来の温泉です。
温泉のページの「北海道の温泉」一湯目を飾るのは，積丹の古平町にある日本海ふるびら温泉しおかぜ（ 旧名古平温泉「一望館」）です。
建物は平成２３年に「海の町古平」をテーマに番屋風を施してリニューアルされた温泉保養施設です。第三セクターでの運営のようです。
さて，早速湯船に。まずびっくりしたのは色です。茶色とオレンジの混ぜたような色でかなりそれが濃厚です。ここまで濃いのはなかなか出会ったことがありません。
湯船は５角形で源泉かけ流しになっています。泉質はナトリウムー塩化物泉で，海水のようにしょっぱいです。
第一鉄が多く含まれており，それが浴槽内で酸素と結合し，酸化第二鉄に変わるため，このような色になるということです。ｐＨは７．０，源泉温度は５３．５℃。
サウナや水風呂，白湯槽そして露天風呂がありますが，今の季節は露天は入れないようです。
釣りで疲れた体はポカポカに温まりとても癒しになりました。
（営）１０：００～２１：００ ５００円 ☆☆☆☆（2014.3.28）