福島県の温泉051 元湯甲子温泉 旅館大黒屋
「元湯甲子温泉 旅館大黒屋」 ここは温泉通には有名な温泉なのですが、なかなか行く機会がなく、今回初めての訪問です。
チェックインの時刻15時前についてしまったのですが、快く受け入れてくれました。
部屋は広く、窓が黒枠で外の雪景色が額に納まって絵画のようです。
窓を開けるとちょうど缶ビールがおける空間があり、冷蔵庫は必要ありませんでした。
あっという間にキンキンに冷えました。
温泉は、超有名な混浴の大岩風呂の他、櫻の湯(大岩風呂と時間交代)、恵比寿の湯(男女別・露天あり)の計3カ所あります。
泉質は大岩風呂と櫻の湯が単純泉、恵比寿の湯はナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉となっています。
早速、大岩風呂へ。
とにかく大きな湯小屋で湯船は5×15メートル、深さが1.2メートルもあります。
45℃前後の温泉が湯口から注がれていますが、底からも湧いていて時々ぽわーんと気泡が立ち上るのが確認できました。
湯船の真ん中に「子宝石」と呼ばれる岩がありました。
そして、いい温泉は階段を降りていくのが多いですがここもそうでした。
那須の雲海閣に階段の段数もひけをとりません。
おまけに阿武隈川の源流を越えていきます。
夕食は思ってたより豪華でおいしいかったです。
ちゃんと山のものが中心でした。
別に「岩魚の骨酒」を注文してみました。こちらは今ひとつ。やっぱり中島屋の骨酒にはかないません。
それを証明したくて注文したという感じもしますが・・・。
櫻の湯、恵比寿の湯にもしっかり入ってきました。
恵比寿の湯の露天では、お湯を積もった雪にかけて遊んでいたら、いつの間にか気配もなく、隣におじさんが入っていて、ちょっとびびりました。
GoToキャンペーンが中止になっているこの時期としてはお客さんは多かったです。
GoToキャンペーンが再開したらまた訪れたいと思いました。
いつかは行きたいと思っていた大黒屋ですが、思っていたより、とてもいい宿でした。(もっと古くさいと思っていたので)
白河から高速に乗り、いつもの道を帰ってきました。
(営)AM10:00~15:00 700円 今回は宿泊で利用 ☆☆☆☆ (2021.2.11)
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甲子温泉 旅館大黒屋 公式Webサイト|日本秘湯を守る会