福島県の温泉49 いわき湯本温泉 ホテルうお昭
いわき湯本温泉は「三函の御湯」と呼ばれ、伊豫国道後温泉、摂津国有馬温泉とともに日本の三古泉として昔から名前が知られてしました。
そんなことは全然知らず、明治時代に炭鉱を掘っていたとき、温泉が湧いたのだろうなどと、間違った知識しか持ち合わせていませんでした。
今回、そんな「いわき湯本温泉」といわきの魚を味わう目的で出かけてきました。
お宿は「ホテルうお昭」という名前の魚屋が前身の温泉宿です。
じゃらんで口コミ4.5以上の宿特集で見つけました。
場所はいわき湯本駅の駅前にあります。
さっそくお風呂に。ほのかに硫黄臭が漂ってきました。油臭も感じられます。これは相当レベルの高い温泉です。
自分の中で思っていたいわき湯本温泉のイメージとは全然違います。もちろん源泉掛け流しです。
期待値が低かった分、満足度が高いです。
最上階5階にあるので見晴らしもよく、窓越しに盆栽が並べられていました。
泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)、源泉名は常磐湯本温泉 湯本温泉源泉で泉温は59℃です。
唯一欠点が。浴槽に入るとお湯があふれるわけですが、あふれたお湯が配管に吸い込まれていくときの音が、言葉にはしませんがすごくいやな音なのです。
そこだけぜひ改善してほしいと思いました。
料理も値段の割に質量とも十分で、特にカサゴ(キンキや金目鯛ではない)の煮付けがおいしかったです。
欲を言えば魚屋が前身ということで、もう少し刺身とか豪快だったら、と思いました。
朝散歩に出かけました。
玄関前の広場には温泉のオブジェがあり、足湯になっていました。
駅前に温泉があるなんて最高です。(後から調べたら駅構内にも温泉があるようです)
いわき湯本温泉、喰わず嫌いでした。また何かの折に訪れたいと強く思いました。
(営)宿泊で利用 日帰り15:00~20:00 500円 ☆☆☆ (2021.11.5、6)
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