福島県の温泉42 湯岐温泉 和泉屋旅館
岩風呂でお会いした湯治の方に勧められたのが和泉屋旅館です。
三軒ある湯岐温泉では一番大きな旅館です。ここにも足元自噴の浴槽がありました。
浴室は男女別の「八幡湯」という内湯と混浴の「鹿の湯」があります。
「八幡湯」はタイル張りの10人ほど入れる浴槽で源泉を加熱して使っています。以前は混浴でしたが保健所の指導でついたてができ,男女別になったと湯治のおじさんが話してくれました。
「鹿の湯」は浴槽脇に源泉井戸があります。岩の割れ目から源泉が湧出していて,それを石柱で囲って昔のままに保存しているということです。その源泉を管で浴槽の底から送っているようです。
体温より少し高いくらいの泉温ですが,長く浸かっていると体がぽかぽかしてきます。湯治のおじいさんおばあさんがここの浴槽だけに集中して入っています。効能が高いのでしょう。
そばには小さな浴槽があり,ちょっと泉温が高いお湯が掛け流しされていました。
NHKのふだん着の温泉のテーマ曲が聞こえてくるような,とてもあったかみがあり,昔ながらの温泉という印象を強く受けました。
時間が許せば,1日中,ずっと浸かってみたい気になりました。
(営)10:00頃~16:00頃? 500円 ☆☆☆
(2008.12.6)
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【公式サイト】和泉屋旅館