福島県の温泉41 湯岐温泉 岩風呂

 

 福島県の塙町に湯岐温泉はあります。かなり鄙びた温泉街ですが,足元湧出の浴槽がある,とても歴史が古く中風の湯として知られている温泉です。
 まず,「岩風呂」という共同浴場に入りました。ここは隣の「山形屋旅館」さんが管理しており,そこでお金を払います。
 建物はとても共同浴場っぽいもので,趣があります。
   
 
 浴槽は大小二つあり,大きな方の浴槽は,写真の通り岩が浴槽内にせり出しています。源泉が湧きだしているところに浴槽を作ったというのが正しい感じです。
 加熱湯も投入されていますが,岩の下から時々,ぽこぽこと39℃ほどの湯玉があがってきます。
 お湯はとっても柔らかで浸かり心地は最高です。岩のへりは深さが1㍍以上あり一瞬おぼれそうになりました。
 横の小さな浴槽には加熱源泉が投入されています。
 泉質は単純温泉ですがpHは9.8あります。味見してみると,甘みがかなり強くびっくりしました。
 期待以上の温泉でした。
(営)6:00~2100 300円 ☆☆☆☆(2008.12.6)
  
   福島県の温泉にもどる    

山形屋旅館【公式ホームページ】

2017.12.25追記
 山形屋旅館に宿泊しました。
 詳細は「お出かけのページ」に紹介してありますが、再訪したいと思わせるとてもいい宿でした。
 夕食は6時からです。部屋食です。
 これは。 さすが4.9です。こだわりの食材が並びます。たとえばお造りは八汐マスとヒラメ,ホウボウの刺身という感じで一品一品若女将さんが説明してくれます。
 後から鮎の塩焼きとメヒカリ他の天ぷらが焼きたて,揚げた てで出てきました。
 常陸牛のタレだけは地元産でなく青森から取り寄せたものだそうです。
 日本酒はおすすめの飛露喜と会津中将をいただきました。会津中将の酒蔵は今年来日したトランプ大統領に出された日本酒の蔵元だそうです。うまいです。
 ワイモバイルの電波は届かないです。wi-fiは使えます。
 ぐっすり眠れました。
      
 朝食もおいしいです。特にポイントが高かったのは,昭和村のじゅうねん(えごま)ドレッシングが用意されていたこと,自家製のヨーグルトでした。
 これで1万1千円。お酒を追加したので1万3千円。
 十分満足できるお宿でした。