千葉県の温泉03 いろりの宿 七里川温泉
千葉県というと温泉というイメージが自分の中ではほとんどありません。あったとしても「食塩泉」や黒い「モール泉」で、このどちらかなのですが、ここ七里川温泉は、硫黄泉の宿ということです。
今回、アクアラインから千葉に入り、亀山ダムを横に見てやっと着きましたが、ほんとにここ千葉というような山の中です。
暗かったら見つからないと思います。
玄関を入ると、すぐに囲炉裏端。いろりが並んでいてお客さんが思い思いに炭火で魚介類を焼いています。朱墨で書かれたメニュー表も50種類くらいあります。なんかいい感じです。
風呂は2階にあります。
まずは内湯へ。
もうもうと湯気が立ち上っていて何も見えません。5、6人は入れる浴槽には無色透明な湯がかけ流し去れています。
湯口に顔を寄せるとほのかな硫黄臭が。素晴らしいです。
ただ源泉は温度が低いので沸かしているということです。
次は露天です。
二階にあるので景色がいいです。屋根つきの10人ほどは入れそうな木組みの浴槽で少しぬるめになっています。やはり湯口に近づくとほのかに硫黄の香りがします。
場所がわからなければ、ここが東北の山の中の温泉宿といわれても全然疑わないと思います。それほど秘湯の雰囲気をもった温泉でした。
(営)9:00~22:00 800円 ☆☆ (2018.12.22)
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