谷地温泉は，蔦温泉から国道１０３号線を酸ヶ湯温泉向かう途中にあります。
温泉の前に湿原があり(湿原のことを谷地という)，そこから名前が来ているようです。建物はとても質素で湯治中心の宿です。
ヒバ造りの浴室には、種類の違うお湯の浴槽が２つあります。手前は「霊泉」とよばれている源泉温度が３７℃の単純硫黄泉です。
つい立ての奥は、白濁が強い単純硫黄泉で４０℃ほどの浴槽で「熱湯」とよばれています。
「霊泉」は足元湧出で板張りの底から湯が湧き上がっているのが確認できました。
みなさん，静かにじっとぬる湯に浸かっています。
なかなか動こうとしないので，順番がまわってくるでかなり待つしかないようです。今回はたまたま一角が空いていたので２０分ほど入らせていただきました。
時間がたってくるとぽかぽかしてきます。まさに「霊泉」です。
「熱湯」の奥に打たせ湯がありました。
谷地温泉のホームページをみると，伊東園ホテルグループになっていました。
経営者が変わっても，この雰囲気をいつまでも大切にしていってほしいと切に思いました。
（営）10:00～18:00 500円 ☆☆☆☆（2008.8.11）
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