青森県の温泉02 湯の沢温泉でわの湯 湯の沢山荘
北東北温泉の旅2湯目です。
湯の沢温泉には,奥から秋元温泉,なりや旅館,湯の沢山荘の3つの温泉宿がならんでいます。
秋元温泉,なりや旅館は硫黄分をふくんでいる温泉ですが,今回訪れた湯の沢山荘は,含土類石膏食塩泉であり,療養泉として地元に根付いている温泉宿です。
浴室に行くと,浴槽には,緑がかった薄茶色で笹濁りの湯が掛け流しになっています。舐めてみると塩苦みで,成分の濃さが実感できます。楽しみにしていた例の析出物の千枚田の洗い場は,表面を削ったのでしょうか。想像していたより凸凹していなくてちょっと残念です。
それでも,熱くパンチの効いた湯は,効能がとても高そうです。
男女別の浴槽の他,家族風呂もあります。
東北の温泉宿にはよくあるのですが,ここの宿も旅館部と自炊部に分かれていて,温泉文化が根付いているんだなとしみじみ感じました。
福島県の湯倉温泉のように,湯を捨てている所は析出物のかたまりになっていました。
(営)8:00~21:00 300円 ☆☆☆☆(2008.8.11)
7:30頃訪れたのですが,快く入浴させてくださったことを付け加えておきます。
北東北・青森県の温泉にもどる 2021.6月現在 2008年廃業されたということです。