青森県の温泉13 恐山温泉 薬師の湯
恐山にやってきました。
恐山にある温泉は、現在入山料を納めれば、誰でも入浴可能な日帰り温泉になっていますが、元来は、境内に参拝する人が浴びる「清めの湯」で、昔は恐山に参拝に来ていた人は全員恐山温泉で入浴していたそうです。
お風呂は4つ(薬師の湯、冷抜の湯、古滝の湯、花染の湯)ありますがいずれも源泉掛け流しです。
今回薬師の湯に入浴しました。
更衣所と浴室は板一枚で隔てられただけのシンプルな作りで洗い場はありません。
お湯は写真で見てもわかるように、いかにも温度の高い硫黄泉で肌がピリピリするほどの強酸性です。
泉質は酸性-含硫黄・鉄・ナトリウム・塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)で、泉温は74.2℃。なんとpHは1.8です。
熱くて長く入ってはいられませんが、体が清まった感じがします。
そして、長く入っていると溶けてしまうような感覚でした。
お出かけのページにも書いたのですが、ここは独特の雰囲気があります。
もう訪れることはたぶんないと思いますが、とても印象に残る場所であり、温泉でした。
開山期間:毎年5月1日〜10月末日 開門時間:6:00〜18:00 このときはコロナで8時からだった 入山料:500円(温泉は無料) ☆☆☆☆ (2020.6.3)
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