秋田県の温泉05 乳頭温泉郷 鶴の湯温泉

 

 乳頭温泉郷といえば,日本有数の温泉郷ですが,その中でも,特に350年の歴史をもつ鶴の湯温泉は別格です。
 生きているうちに一度は・・・。ということで日帰りで訪れました。

 予想はしていたものの,平日にもかかわらずかなりの賑わいです。
 それでも,駐車場からすこし歩くと,本陣とよばれる茅葺きの長屋をはじめ木造の建物が温泉宿の雰囲気を醸し出しています。

 はじめに,温泉のテレビ番組にもたびたび登場する超有名な混浴の露天風呂鶴の湯に入りました。
 ここは源泉が自噴していて,所々から気泡があがっています。白濁した露天は,小さな池のようです。
 日帰り客が多いのですが,それでもなかなか趣があります。これで雪でも舞っていたらと思うと,一度は宿泊しなければと思わないわけにはいきませんでした。
 泉質は含硫黄ーナトリウムー塩化物,炭酸水素塩泉です。

  

  次に,白湯と黒湯に入りました。年季の入った木の浴槽になみなみと源泉が注がれています。
 場所はすぐ隣ですが源泉は別で,白湯(写真左)が含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物,炭酸水素塩泉。黒湯(写真右)がナトリウムー塩化物,炭酸水素塩泉です。
 その他に中の湯,滝の湯と5ヵ所の源泉があります。

  

  有名すぎてどうなのかなと思っていましたが,期待を裏切らない温泉宿です。近いうちに必ず宿泊することを誓い,宿を後にしました。
 (営)日帰り10時~15時 500円(2008.8.12)☆☆☆☆☆

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鶴の湯|乳頭温泉郷



 再訪 2021.6.5

 10時ぴったりに受付。すかさず露天風呂を目指しますが、こんなことがあっていいのか。
 人っこ一人いません。これ日本の代表の一つの鶴の湯露天風呂独り占め!?
  

 乳白色に青を少し混ぜたような色合いは感動ものです。
 名前をつけるとするとシルキーブルーホワイトって感じです。さすが、鶴の湯。色といい、趣といい、有名な訳です。
 そして足下湧出。湧出している場所まで行きましたが、底の岩が「あちち」と、かなり高温でした。
 いつまでも浸かっていたいと本気で思える温泉です。