お出かけ155 北海道 冬体験旅 2024.1.17~18
北海道に行ってまいりました。
今回の目的は、冬の北海道がどのくらい寒いのか、肌で感じることです。
目的地は北海道でも特に寒さが厳しい旭川周辺。今月からジェットスターが成田・旭川便を就航させたのでそれに便乗しました。
ここのところ、地元でもやっと平年並みの寒さになってきましたが、旭川の最低気温を見ると、-20℃とかざらにあります。
今回はつくば駅から成田空港までの高速バスを利用しました。
ジェットスターは第3ターミナル発着なので、電車の駅からだとかなりの距離で、30分近く歩くことになるのですが、高速バスだと第3ターミナルにも停車するので 楽なのです。それでも搭乗口まではかなり遠いです。
旭川には1時間30分くらいのフライトで11時過ぎにつきました。天気は曇り。
レンタカー屋さんには、前もって「空港でラーメン食べてから連絡します」と電話を入れておきました。
空港では「山頭火」のラーメンを食べました。スープが特にうまかったです。
旭川空港
気温は±0℃ほど。厚着をしていったのであまり寒さは感じません。
美瑛町の宿なので、まずは旭川から富良野に向かう国道の西側をうろうろ。
セブンスターの木、ケンとメリーの木、マイルドセブンの丘(今はほとんど伐採)とか数十年前からの名所を回りました。
冬にくるのは初めてなので、夏の様子とは全然違います。
セブンスターの木のちかくで、ディスクトップ用のいい写真が取れました。
その後、びえい白金温泉に向かいました。
道路はほとんど雪道ですが、車は普通に走っていました。
ちなみにレンタカーはやリスのAWDでした。
白金温泉は超有名な「青い池」の先にあります。
日帰り入浴は何軒かのホテルでできますが、一番安い町営の「国民保養センター」に入りました。300円。ホテルはほとんど1000円でした。
泉質はナトリウム・カルシウム・マグネシウム-硫酸塩・塩化物泉。泉温は約50℃。
鉄分も多そうで、湯舟は薄茶色に濁っていました。
ここでは地元の話好きのおじいちゃんと一緒になり、たくさんお話をすることができました。
湯上り後、近くの「白ひげの滝」を見学。
観光バスが縦列駐車していて、かなり混雑しています。ほとんどが中国人観光客でした。
ちなみに2020年7月に北海道一周したときは、全く外国人に会わなかったです。今思うとほんと奇跡でした。
「白ひげの滝」は崖から地下水が滝になって流れ込んでいるのですが、青い美瑛川と雪と氷柱がとてもきれいでした。
高さ30メートルほどの橋から撮影
本日の宿は美瑛駅近くの「くつろぎの宿 結び家」です。じゃらんの評価が5.0の宿です。
若夫婦が経営しているのですが、気さくな方で、北海道にまつわる話や宿を始めるまでの話、-20℃以下の時の様子など、たくさん貴重な話を聞くことができました。
管理人は一度北海道に住みたいと思っていたのでかなり参考になりました。体験移住とかも各市町村でやっているということも知りました。
夕朝食はともに家庭料理という感じでしたが、とてもおいしかったです。
宿泊代もリーズナブルで、評価が5.0というのもうなずけました。
「結び家」とやリスAWD
記念撮影
2日目、起きると、外の景色がいかにも寒そうです。気温はそれでも-9℃でした。
昨日教わった、「新栄の丘」「クリスマスツリーの木」「四季の塔」などをまわりながらうろうろしていました。
「就実の丘」は除雪されてなく行くことができませんでした。
一番寒いところで-11℃。朝霧が立ちこめて幻想的です。
朝 お宿の窓から
レンタカーを返却して空港でお土産を買い、14時過ぎには成田到着です。
帰りは電車(京成成田スカイアクセス線、東部アーバンライン、つくばエクスプレス)でした。
2日間を振り返ってみると、天気はまあまあでしたが、気温は思っていたほど下がらず(前日は-25℃と宿の方がおっしゃっていました)、ほとんど宿と車の中だったのでそんなに寒さを意識することはありませんでした。
感覚的には、解禁当初の昭和村のほうが、手足がかじかみ、寒かった印象です。
ただ、北海道の寒さは身に沁みませんでしたが、お会いした方々の暖かさは十分身に沁みました。
美瑛は冬の景色も素晴らしかったです。
今回の一泊二日の費用はすべて含めて34000円と、たとえば新千歳から向かうことを考えたら時間も費用もかなり節約することができました。
また行きたいぜ、冬の美瑛。
太平洋と北浦、霞ヶ浦と富士山
お出かけのページにもどる