お出かけ150 五能線と八甲田山 2023.9.3~4
五能線は、青森県川部駅と秋田県東能代駅を結ぶ全長147.2㎞、一度は乗ってみたいローカル線として全国的に人気を集めているJR東日本の路線です。
昨年夏に予定していたのですが、水害の影響で運行停止になってしまい、乗車することができませんでした。
ぜひ今年はと思っていたのですが、やはり水害で運行停止になってしまいました。が、8/11日運行再開しています。
さっそく予定作りです。
はじめは、新幹線で新潟、新潟から羽越本線の「特急いなほ」で秋田まで行き一泊、2日目に秋田から五能線「リゾートしらかみ1号」で青森、そして新幹線で帰ってくる計画を立てましたが
東京周りでは北千住と上野での乗り換えが時間的にかなり厳しいことが判明。
急遽、「特急いなほ」は外して秋田新幹線で秋田、秋田から五能線「リゾートしらかみ3号」で青森一泊、2日目に八甲田山周辺をドライブして東北新幹線で帰る計画に変更しました。
あとは天気です。各社の天気予報とのにらめっこが始まりました。
宿には申し訳ないのですが、天気が悪いということになったらキャンセルし、取り直しです。
8/23に一度決定したのですが、後から、この日は「リゾートしらかみ3号」が運行していないとことがわかり、最終的に今回の日程になりました。
週間予報では、ずっと、くもり雨なのですが、この二日間だけ晴れマークが出ていたのです。
8/31に下館駅みどりの窓口で切符を購入。
事前購入した理由は、当日は朝が早くてみどりの窓口が開いてない。割引も有り、路線も機械ではわかりにくい。リゾートしらかみの空席情報が知りたいなどなどからです。
そして当日。
日曜日の朝ということもあり、下館駅はひっそりとしています。
下館から水戸線で小山、小山から宇都宮線で宇都宮、宇都宮から東北新幹線と秋田新幹線で秋田へ。10時20分到着。
宇都宮で買った「のみ鉄」用の朝食は15分ほどで食べ終えてしまいました。
秋田新幹線を見ながら二度車中泊をした川岸
そしていよいよ五能線です。
駅には「リゾートしらかみ3号」が管理人を待っていました。
窓の高さが1メートルほどあり、前の座席との間隔もそれくらいあります。
日本海側の座席です。乗客は一車両に10人ほどとかなり空いています。
2回目の「のみ鉄」用の昼食は八郎潟あたりで飲み食い終わってしまいました。
八郎潟周辺は田んぼの規模が管理人の地元とは比べものにならないほど広いです。
東能代で電車の向きが変わってしまうということです。
困っていると車掌さんが通ったので、座席をDからAに変えてもらいました。空いてて良かったです。
能代駅では、ホームで「フリースローチャレンジ」がありました。さすがバスケで有名な所です。
そして、いよいよ「リゾートしらかみ3号」は日本海沿いを走り始めました。
青い海と青い空、この景色を楽しみにしていました。
3年前に日本一周の途中走った道路も車窓から見え、懐かしさがこみ上げてきます。
景観が素晴らしいところでは速度を落として運転したり、津軽三味線の生演奏があったりと、さすがリゾート列車です。
2年越しの五能線。満喫できました。
深浦、千畳敷、五所川原を過ぎ、川部から乗り換え、青森には16時20分過ぎに到着。
本日宿泊のアパホテルでシャワーを浴び、すぐに駅前の「お食事処 おさない」へ。
ネットで調べたり、まっちゃんの話を聞いたりして決めた本日の夕食場所です。
夕方は16時から20時までの営業なので、はやめに行きましたがぎりぎり待たずに入れました。
注文したのは、ビール(クラシックラガー)、生うに刺身、ホタテのフライ、本日の魚(ほっけ)、刺身定食です。
ホタテフライは6つも有、びっくりです。ホタテがが売りのお店だけあります。美味しいです。ごちそうさまでした。
2階が居酒屋になっていますが、本日は営業してないようでした。
2日目の朝、撮影しました。
2日目、少し港の方を散策してから、新青森駅に向かい、予約していたレンタカーを借りました。
今日は、八甲田山をぐるっと一周回ってくる計画です。
温泉も時間があれば入ってきたいです。
8時過ぎに新青森駅前を出発、県道40号線に入り、十和田に向かいます。
このルートは「八甲田山雪中行軍遭難事件」の青森五連隊が通ったルート(もちろん当時は今のような道路はありません)です。
管理人が小学生の時に「八甲田山」の映画を見て、一度行ってみたいなと思っていました。
途中、道から少し離れたところに、立ったまま仮死状態で発見された後藤伍長の銅像がありました。
八甲田山を背景に写真を撮りました。
続いて、温泉です。
近くには蔦温泉、谷地温泉、猿倉温泉、酸ヶ湯温泉と十和田を代表する横綱級の温泉があります。
猿倉温泉だけ行ったことがなかったので行こうとしましたが、日帰り入浴は土日のみでした。
となると・・・。色々考えましたが蔦温泉に決定。
ここも3年ぶりです。
車からタオル、スマホ、そして入浴料800円なので1000円札を持って受付に行きましたが、どこかに落としたのか1000円札がどうしても見当たりません。
しょうがないので車に戻り、別の1000円札を用意して入りました。
相変わらずの素晴らしさです。
浴室は撮影禁止になっていました。
千円札をなくした蔦温泉
時間の都合で温泉はここだけになってしまいました。
代わりに酸ヶ湯の近くの「地獄沼」と「まんじゅうふかし」を見学しました。
近くの川は温泉が流れていて、味見をするとかなり酸っぱかったです。酸ヶ湯ですからあたりまえですね。
お昼は、青森駅近くの「牛乳カレーラーメン」を食べるつもりでしたが、暑くてラーメンを食べる気になれず、近くの丸亀製麺で済ませました。
帰路は13時52分の「はやぶさ」で仙台、仙台から「やまびこ」で小山です。
仙台で少し時間があり、仙台のお土産も「萩の月」を含め家族に買うはめになりました。
秋田青森盛岡仙台のお土産
大雨の影響で水戸線の電車が遅れ、下館駅には予定より25分早い18時到着です。
家ではさっそく、秋田の「いぶりがっこ」をみんなで食べました。
そして、靴を片付けようととしたら、なんと蔦温泉で落としたと思っていた千円札が靴の中に入っていました。なんで靴の中なんだ?
ということで、今回の旅は終了です。。
電車代だけでも通常35000円かかるところ、お土産を除くと約36000円の出費はかなり優等生です。
五能線と八甲田山、なかなか行けないところに行けて良かったです。
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