鹿児島 総文祭見学の旅 2023.7.30~8.1
手術後初お出かけです。
「総文祭」とは高校の文化部の全国大会です。各都道府県の持ち回りで開催され、今年は鹿児島県で行われています。
親類の知り合いの書道作品が茨城県代表として展示されることになりました。
そこで、せっかくだから見に行こうと3月に鹿児島行きの計画を立てていました。
成田からジェットスターで鹿児島入りするのですが、木下駅経由を覚えたので、交通費はかみさんと二人で5000円ほど。
つくばからの高速バスは一人で往復4800円なのでかなり割安です。
飛行機も早めに取ったので二人で往復25600円。ちなみに親類は一人で片道10000円オーバーです。
富士山今回も撮影、雪がありません。現在、弾丸登山が話題です。
レンタカーはハッピーレンタカーという格安レンタカー。車ははミラージュ、2泊3日で6930円。
10時半には鹿児島空港着、茨城よりかなり涼しいです。
鹿児島といったら温泉なので、極上の温泉巡りを計画しています。
まず向かったのは、つるまる温泉。
3年前に訪れて、この辺には珍しいコーラ色のモール臭が印象に残った温泉です。
誰もいません。それぞれ男湯女湯独り占めです。値段が420円から300円に値下げになっていました。
それにしてもジモ専的で趣のあるすばらしい温泉です。
お昼はえびの市でラーメン。SHIRIに「この辺で美味しいラーメン屋」ということでヒットしました。
「みしまやラーメン」という店名です。
とりあえず普通の醤油ラーメンでした。餃子の値段が600円と高かったです。
えびの市の市街地からえびの高原を見学して霧島の宿に向かう予定でしたが、途中、火山の関係で通行止めになっていて
迂回したり、滝を見学したりして、ちょうど良い時間14時40分宿につきました。
霧島にある丸尾滝。硫黄泉の色です。近くには蒸気が噴出している所多数あり。
本日の宿は「旅行人山荘」という宿です。
「温泉通が本当は教えたくない温泉」の1位に選ばれている宿で、「まっとうな温泉西日本編」にも掲載されています。
「温泉通が本当は教えたくない温泉」はまっちゃんから、教えてもらったのですが、これまではあまり眼中になかった温泉です。
それなりに期待していったのですが、よい方向に期待を裏切る素晴らしい宿でした。
一番安い部屋で食事もスタンダードでしたが、景観、温泉、料理、接客等、かなりのレベルです。
日曜からの宿泊なのに満室だったのも頷けます。
貸し切り風呂も4つありますが、早めに予約したので、一番人気の赤松の湯に入ることができました。
部屋と大浴場からは、海に浮かぶ桜島が真正面に展望できます。至福の時間です。
部屋から桜島を臨む
貸し切り露天風呂 赤松の湯
温泉は硫黄泉と単純泉のふたつあります。大浴場の内湯は単純泉、露天が硫黄泉ということです。
湯守らしい方に聞いたところ、硫黄泉は霧島温泉郷の至る所から噴出している蒸気に水を通して温泉にしているということでした。
福島県の新野地温泉と同じ方式です
単純泉は、名前こそ単純泉ですが、硫黄分が規定に達してないだけで、硫黄の香りがぷんぷんしていました。
大浴場は撮影禁止だったのでホームページをご覧ください。。
部屋においてあるお菓子や氷水だったり、有名人の句が配置されていたり、ピアノコンサートが開かれていたり、それ以外にも細かい配慮がたくさんあり
かなり出かけている自分の中でも、好感の持てる宿でした。
ひとり宿泊はやってないのが残念。
2日目、自分の中でこれまで訪れた温泉の中で第1位の「湯川内温泉かじか荘」にまず向かいました。
うー懐かしいです。無事営業していました。
三年ぶりの感動が甦ります。
下の湯、上の湯もちろん両方はいりましたが、どちらにも地元のおじいさんが入っていて、世間話をしましたが、二人とも「かみさん、大事にしな」といわれてしまいました。
そして、特筆すべきことはなんと、素泊まり宿泊が再開されたということでした。
鹿児島遠征は自分の中ではここで終了したも同然ですが、ここから今回の旅本来の目的である総文祭見学に移りました。
薩摩川内市にはいり、総文祭の書道作品を見学しました。
高校生が書いたとは思えない作品ばかりでした。なんか北海道の作品がやたら大きい文字の作品が多く目立っていました。
2日目の宿は「東横イン天文館Ⅰ」
こちらは市街中心地区にあり、あらかじめ駐車場を予約して大正解。宿泊と駐車料金で二人でなんと9000円です。
これが4ヶ月前に予約した成果です。
早く着いたので、車をそこに置かせてもらい、ちょっと市内を見学しました。
月曜日なのに、天文館通はかなりの人出です。
はじめに西郷さんを見学に行き、近くの美術館で総文祭の美術・工芸作品も見学することができました。
そうしたら、4年前に中学生だった、現在高校3年生の知り合いの子の作品が展示されているのをたまたま見つけてしまいました。これにはびっくりでした。
夕食は、結構名前が知れ渡っている「吾愛人」というお店 わかなと呼びます。
首折れサバがなかったのが残念でしたが、焼き鳥や鳥刺しなどおいしかったです。
もちろん、焼酎は絶品でした。
3日目は、10:40の便でしたが、ちょっと時間に余裕があったので、「蒲生の大クス」を見学にいきました。
神社の境内の横にあるのですが、入り口にもかなり大きなクスノキがあります。
工事をしてる人に確認して良かったです。完全にこれだと思い込んでいました。1度来たことがあるのに。
鹿児島空港から成田に戻ると、雷で機内に30分ほど留め置かれてしまいました。
自宅には4時半着。
飛行機が渋滞してます。
鹿児島は4回目になりますが、かみさんとは初めてでした。
温泉は3カ所だけでしたが、温泉ソムリエとして考えに考え抜いた(そうでもない)3湯だったので、かなり満足した様子でした。
「湯川内温泉かじか荘」の素泊まり宿泊が再開されたので、また近々計画を立てていきたいです。
前々回行ったときは桜島が噴火していて火山灰で目が痛くてマスクもしましたが、今はそんなことないのにコロナの余韻でこの暑いのにマスク姿が結構いました。
いい加減、なんとなくマスクをつけるのはやめればと思うのは自分だけでしょうか。
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