お出かけ138 大分三日間 2022.10.26~28

 日本一周から2年ぶりの九州です。
 割引が拡大することを見込んで7月に予約しておきました。
 別府を中心にうろうろする計画です。

  
 
 1日目、つくば駅6時23分、南流山7時03分 東松戸7時22分、成田空港には8時12分到着です。
 空港についてからチェックインするまでの時間がどのくらいかかるのかわからないのと空港でリモートワークを少しでもするための早めの行動でしたが、ピーチのチェックインまでは電車を降りてから6分しかかかりません。次の目安に覚えておきたいです。
 今回は重量の関係でスーツケースでなくリュックです。1.8㎏違います。計量では5.2㎏でした。

 早く着いたので国際便の南ウィングや展望デッキなどをうろうろできました。
 前回はコロナでほとんど人影がありませんでしたが、今回はほどよく人間が動いてました。

 10時15分成田を発ちました。
 ピーチは思っていたよりすいていて5Aの席でしたが5の列は自分一人でした。
 右側のほうが景色はよかったと思います。富士山もちょうど真上という感じで見ることができませんでした。
 静岡、愛知の海岸線から淡路島、瀬戸大橋、しまなみ海道を眼下に1時間半後には大分空港到着です。

   

 別府はいい天気です。
 最初に行こうとしていた、回転ずし亀正は定休日。関アジ、関サバのにぎりが・・・。がっかりです。
 しょうがないので、レンタカーの中で別府湾を眺めながらリモートワーク。
 本日の宿、ホテルエールには15時到着です。。
 「もしかしたら、このホテルの感じは温泉がない?」といやな予感がしましたが、さすが別府の宿泊施設。しっかりした温泉でした。
 少し黄色みがかかった渋み苦みを感じるナトリウム・カルシウム塩化物泉です。11回の屋上に露天風呂、10階に大浴場がありました。(詳しくは後ほど温泉のページで)
 
  

 近くのスーパーにソラチが売っていたので、部屋飲みはソラチと焼酎ハイボールドライです。
 夕食は2年振の炉端焼き仁。予約でしたが本日は目的の関サバ関アジの入荷がなかったそうです。残念でなりません。
 ちなみに、前回絶品だったハモの天ぷらも少し水っぽかったです。
 そろそろ帰ろうとした時、店員さんが、関アジだけが入荷しましたと言ってきました。ここは注文するしかありません。
 さすが関アジ。こりこりの食感です。
 できれば最初に食べたかった・・・。

   

 ちょっと胃が痛かったり首が張ったり、腰が痛かったりと今日は体調が今一でした。
 それに合わせたように、関サバにたどり着けなかったことが痛かったです。
 明日からの予定にちょっと不安を覚えながら、2回目の温泉に入って床につきました。




 2日目は山口県の角島大橋に向かうプランも計画していましたが、天気がいまいちなので、九州でお気に入り温泉のベスト2   3に行ってきました。
 寺尾野温泉薬師湯と七里田温泉下湯です。
 ちなみにホテルは朝食付きにしたのですが、野菜がたっぷりで体に良さそうです。

  

 

 別府から湯布院を抜け、途中、道の駅湯布院でお土産を購入した後、国道210号線から387号線を通り、途中からファームロードという湧蓋山麓の道を進みます。
 ちなみに湯布院と由布院の違いが未だにわかりません。


 見えました、寺尾野温泉。見つけるのがなかなか大変ですが、もう数回来ているのでかなり慣れてきました。
 のどかな山里の風景の中、道路からのアプローチと湯小屋の外観、浴室の雰囲気、ほのかで甘―い硫黄の香り。幸せすぎです。
 ぬる湯なのでじっくり浸かっていると、ほかのことはもうどうでもいい感じになります。体調も良くなってきました。
 協力金は100円ですが、財布を忘れたので車に戻ってから改めてお金を届けに行きました。
 215円入れさせてもらいましたが10倍(でも1000円)くらいでも惜しくないと思わせる素晴らしさです。自分としてはそれほど気に入っている温泉です。

    

   とても満足げです。

 その後は阿蘇周辺をドライブ。
 ススキはもう終わりに近づいていましたが、ドライブルートとしては北海道に引けを取らない快適さです。
  

 その後は、七里田温泉に向かっていました。ここしかありません。
 11月から来年4月まで改修工事を行うそうです。ギリギリセーフでした。
 下湯のお湯は、これまでで一番炭酸が強いように感じました。まさにお風呂にサイダーを注いだようです。
 動画も撮りましたが、掲載できないのが残念です。
 福島の玉梨温泉せせらぎ荘のお湯もかなりの炭酸でびっくりしますが、感覚的に50倍違います。
 さらに体調が良くなりました。

   

  体中がすぐに泡泡になります。


 2日目のお宿は「COU雅之郷」。湯布院にあります。
 湯布院はあまりに有名なので自分の好みではありませんが、今回「青湯」に入るのも目的の一つだったので、青湯のある宿の近くにしました。
 青湯のある宿に宿泊すればいいのですが、いかんせん値段が高すぎです。(奥湯の郷は廃業)
 ということで、青湯は日帰り入浴を考えました。

 ちなみに昨日のお宿は朝食付きで8200円。割引3000円お土産券3000円なので実質2100円というお得ぶりでした。。

 さて本日の宿「COU雅之郷」が、うれしい誤算でした。
 まずはお土産券で買った地ビールとかぼすハイボールとプリンで、部屋のみ。
 予約したのはもつ鍋プランです。量も多く美味しいです。そして、大分名物とり天とヒラマサのお刺身。
 飲み物も芋、麦の焼酎の他、日本酒もいただきました。日本酒は滋賀と三重、どれも「これうまい」とびっくりしましたが、最後に出た「電光石火」という広島のお酒。これがとても高貴な香りがする割に飲みやすく、すばらしく美味しかったです。どれも市販されてないお酒だそうです。
 かなり飲みすぎてしまいました。
 ご主人の倅さんが手伝っていて宿の雰囲気を良くしていました。

     

   

 温泉は露天が三カ所あり、敷地内の源泉井戸から引かれていて、もちろん掛け流しです。
 地下水を湧かしたようなお湯で特に特徴がないお湯ですが、腰の痛みがさらに消えてしまいました。
 宿は高台にあり、願望も良く湯布院の街が一望できました。

   

  

 充実した一日になりました。

 

 3日目あっという間に最終日です。
 初日、よくなかった体調もいつの間にか戻っていました。
 朝、会計をお願いしましたが、お酒代が入っていません。かなり飲んだので覚悟していたのですが。
 「お酒代が抜けてます」というと、「飲み放題ということで」と言ってお酒代をうけとってくれません。あんな貴重な日本酒なのに。中島屋旅館を彷彿させる宿です。
 ご主人は日本酒はもちろん温泉についても詳しく 、かなり長い時間お話ししていただきました。

 

  もう、また行きたくなりました。

 3日目は青い温泉に入りたく、「ゆふいん泰葉」と別府の「鉄輪温泉 慈菜湯宿 粋房おぐら」を候補に挙げてましたが、いろいろと勘案した結果、最終的に湯布院の「束の間」に行くことにしました。
 以前は「庄屋の館」という名称でした。一度いったことがあります。30人は余裕で入れそうな大露天風呂は改修されていましたが、温泉の色はそのままでした。
 青とはいきませんが透き通った水色です。「いい湯です。最高」です。」
 敷地内に温泉井戸があり、轟音を立てて源泉が噴出していました。ロケット発射の瞬間のようです。

    撮影禁止なのですが他にお客さんがいなかったので一枚だけ撮らせていただきました。

 空港に向かう途中、大分の図柄ナンバーの車を見つけました。大分のローマ字が温泉マークになっていました。これつけて走りたいです。
 空港では、また3000円分のお土産を買い込みました。
 

 飛行機から富士山を撮ろうと構えていましたがなんとか撮ることができました。よく見ると真ん中に写っています。

 

 大分空港発1305分。自宅は1725分着です。

  お土産券の一部で購入したおみやげです。

 2年ぶりの九州でしたが、1日目は体調もすぐれず、関サバも食べられないしで「ちょっとなんだかな」という感じでしたが、2日目と3日目でそれを十分挽回した旅になりました。
 今回、全国割が使え、込み込みで46800円の支出でした。
 はじめて九州に温泉巡りに行ったときは2泊3日で10万円以上かかったと覚えていますが、今回はその半額以下で済みました。
 
 また近いうちに計画したいです。



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