お出かけ131 山形新幹線と羽根沢温泉  2022.1.16~17


 前回の北陸新幹線に続き、今回は山形新幹線の旅です。
 一枚残っていた優待券を行きに使用で4割引。帰りは特ダネ割引で35%引きです。
 車で行くより安いのです。
 行きは、下館から水戸線で小山、東北新幹線で宇都宮、山形新幹線で新庄です。
 帰りは、新庄から上野経由でつくばに帰ってきました。
 時間的にはほとんど変わらないのですが、住んでるところから上野経由は、かなりの遠回りで運賃も高くなります。
 
 山形新幹線の感想ですが、福島まではさすが新幹線という感じであっという間ですが、そこから在来線の線路になるのでスピードが格段に遅くなります。たぶんつくばエクスプレスより遅い位です。
 
   

 終着駅の新庄で下車。新庄からは、レンタカーフィットで、まず銀山温泉に向かいました。
 ちなみにホンダセンシングはほんとに先進していて、高速道路はハンドルに手を添えてるだけです。
 
 銀山温泉では隈研吾氏が設計した共同浴場「しろがね湯」に行きたかったのですが、積雪で駐車場がなく、目の前まで行ったのですが撤退。
 
 二つ目の候補の瀬見温泉に向かいました。
 こちらはかなり寂れています。建物とか、銀山温泉の木造旅館を彷彿させます。ただ、銀山温泉とちがい、人はまばらです。
 共同浴場「せみの湯」に入りました。
 珍しかったのは「ふかし湯」と名前のサウナのような風呂(といっていいのか)です。
   

  

 板の間に横になれる4人分のスペースがあります。ちょうど腰のあたりに木の枕らしきものが並んでいます。
 それをどかしてみると・・・。丸い5、6㎝の丸い穴が開いていて、そこから噴気が勢いよく立ち上っています。
 寝てみると「あちちち」やけどしそうになりました。タオルとかを敷いてから横になるようにと、あとから説明書きで理解しましたがあとの祭りでした。
 温泉は、薄塩スープ味のなかなかの源泉でした。
 満足しました。

 そして、今回の旅のメイン羽根沢温泉到着です。
 まずは共同浴場。12年ぶりです。入り口が近代化されていてお金を投入しないとドアが開きません。
 5つ星評価にした、昔のままの佇まいと源泉でした。とにかくヌルスベ系ですばらしいです。
  

 泊まった宿も12年前と同じ松葉荘という旅館でしたが、こちらも同じ源泉であり、湯小屋も広い(共同浴場の3倍はある)ので洗い場でトドになれます。
 泉質は当時と書き換わっていました。源泉温度は 45.2℃で泉質は 含硫黄-ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉です。
 食事も牛肉の陶板焼きをはじめ品数豊富のうえ、とても美味しいです。それに利き酒3種付きでなんと11000円。信じられないほどリーズナブルです。
 お茶の時間にはおしるこもごちそうになりました。
  

    
 このほかキノコの茶碗蒸し、そば、馬刺し、お新香などなど。
 
 宿をあとにするまで4回もお風呂に通ってしまいました。
 帰り際、山形弁の女将さんに写真に写ってもらいました。
 近隣の温泉に車で行く予算に少し追加しただけですが、満足度はかなり高いです。
 
 そして。血の気が引くことをまたやってしまいました。
 スマホをJR秋葉原駅の精算するところに置き忘れてしまったのです。。
 つくばエクスプレスのホームで気づき、猛ダッシュで戻っていくと・・・。ありました。情けない。
 汗びっしょりで1本乗り遅れたつくばエクスプレスの車内では汗をハンカチで拭き拭きしますがなかなか止まりません。
 端から見たら、この寒い中、あの人どうしたんだろうという感じだったと思います。

 帰ってきてから、新庄で買った名物「ゆべし」のごまバージョンとクルミバージョンを食べましたが、いや美味しかったです。
 
 羽根沢温泉。12年ぶりでしたが、さらに自分の中での評価が高くなりました。
 また行きたいです。

 山形県内はほとんど雪でしたが、帰ってきて見た夕日がなんか久しぶりで見とれてしまいました。
 


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