お出かけ126 会津水くみリレー旅 2021.10.28~29
備蓄の水がなくなってきました。
汲みに行かないと、と思っていたら、ちょうどじゃらんで檜枝岐の「温泉民宿あづま」が一人旅を受け入れているのを発見しました。
「温泉民宿あづま」は以前Sさんと宿泊したことがあるのですが、料理の質に感動した覚えがある宿です。
近くの村営の「燧の湯」がまた気に入っていて、これは行くしかないと即決しました。
檜枝岐村では、現在「山人まつり」という催しをやっています。「温泉民宿あづま」では新そばの裁ちそばが食べ放題ということです。
健診を終えて10時50分出発。
ここで悩んだのは、水くみを今日にするか、明日にするかです。
天気は二日間とも、「曇り時々晴れ」でしたが、田島の最後のY字路で、ハンドルを右に切りました。
今回、湧水を4カ所で汲んで、味を確かめ比べる計画です。
4カ所とは昭和村の代官清水、冷湖の霊泉、南会津町の高清水、そして檜枝岐村の安宮清水です。
塩原の紅葉は最盛期、そして昭和村への舟鼻峠付近も、錦絵を彷彿とさせる絶景が続きます。
一カ所目は代官清水、いつものアングルで写真を撮りました。
続いて、冷湖の霊泉。昭和村から駒止湿原に向かう途中にあります。久しぶりです。
ありました。名前のごとく、冷たさが半端ありません。二カ所目クリアーです。
新鳥居峠付近から
三カ所目は南会津町南郷地区の高清水。ここは以前、ヒメサユリを見学した場所の少し手前にある高清水森林公園の管理棟の裏にあります。
駐車場からは少し歩くのがつらいのですが、24リットル汲んだのを車まで運びました。
最後の一カ所は檜枝岐の安宮清水です。時間の関係で明日汲むことにしました。
16時前に「温泉民宿あづま」に到着。「燧の湯」の無料券を受け取り、そのまま歩いて行きました。
カメラが傾いてしまいました。
「燧の湯」はとても気に入ってます。ほのかな硫黄臭がなんともいえません。木賊温泉に似ている泉質です。源泉掛け流しで露天風呂からの眺めは高級旅館並みかそれ以上です。
温泉入って心も体もゆったりした後は部屋飲み、そして待ちに待った夕食です。
いや素晴らしい。そしておいしい。10割の裁ちそばはおかわりあり。
わらび、うど、カノシタ、ニシンの小鉢や、岩魚の刺身、塩焼き、蕎モチ、まいたけごはん等々、山の幸至れり尽くせりです。
仙台のご夫婦様とお話が出来ました。いろいろと東北を巡られているということでした。いい宿だといっていました。
食べ過ぎです。満足の1日でした。
ほんの一部
2日目はまずは「燧の湯」に。
貸し切りです。写真も取り放題。朝から「いい旅・夢気分」です。
露天風呂から見える舟岐川沿いの紅葉もなんともいえない美しさです。
湯上がりに橋の上から川を覗いたら、イワナが数尾泳いでるのが確認できました。波紋が立つほどのかなりの大型です。 釣りてー。
朝食もおいしいくてマイタケご飯おかわりしました。これで10600円は安すぎです。
宿を後にして、まずは安宮清水へ。思ってたよりひなびていました。これで4カ所終了です。
ちょっと汲みづらい。
その後、峠越えで木賊温泉、そして湯の花温泉に移動。
木賊温泉、やっぱりいいです。足下からのぽこぽこ湧いてくる源泉の泉質は「燧の湯」とやはり似てますが、新鮮さはもちろんこちらが上です。硫黄の濃さも若干濃い感じがしました。
湯小屋が新しくなっていました。
家に帰ってから、4カ所の清水をコップに注ぎ、利き水をしました。
あまり違いはわかりませんでしたが、若干、代官清水だけ、まろやかな感じがしたように感じました。
紅葉は来週あたりで終わりそうです。
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