お出かけ114  只見川第1橋梁他 2021.2.11~12
 
 前回、12/17に昭和村を訪れましたが、年が明けて1ヶ月半、禁断症状がでて、また昭和村に向かいました。
 例年、何回通(かよ)っているでしょうか。何度通ってもまた行きたくなります。それだけ、自分にとって魅力ある昭和村です。
 今回は10数年ぶりに会津坂下まわりを計画しました。その理由は「只見川第1橋梁」を通る只見線を見たかったからです。
 只見線の写真やポスターに必ずといっていいほど出てきます。
 どこにあるかというと、昭和村の隣の三島町です。

 朝、5時出発、千代田石岡から高速に乗りました。日立を過ぎるころ東の空が明るくなってきました。以前にもこの風景を見ながら昭和村に向かったことを思い出しました。懐かしいです。
 

 舟鼻峠がトンネルがない頃は、必然的に会津坂下周りで昭和村に向かったものです。

 船引三春インターを過ぎると雪がちらついてきました。
 8時半、三島町にある道の駅「尾瀬街道みしま宿」到着。
 国道沿いを少し歩いた先から山の上へと登りますが、遊歩道として整備されていて、アクセスは比較的容易です。
 只見川第1橋梁のビューポイントは3か所ありますが、やはり上に行くほど眺望は開けます。せっかくなので一番上のビューポイントまで行きました。もう10数人がカメラを構えて橋梁を只見線が通過するのを待っていました。
 いい写真が撮れました。
 

 続いて昭和村に向かいます。積雪は1メートルほど。途中八町温泉亀の湯で休憩、道の駅「からむし織りの里」でエゴマ油を購入し、本日のお宿「元湯甲子温泉 旅館大黒屋」に向かいました。

 

 ここは温泉通には有名な温泉なのですが、なかなか行く機会がなく、今回初めての訪問です。

 チェックインの時刻15時前についてしまったのですが、快く受け入れてくれました。
 部屋は広く、窓が黒枠で外の雪景色が額に納まって絵画のようです。窓を開けるとちょうど缶ビールがおける空間があり、冷蔵庫は必要ありませんでした。あっという間にキンキンに冷えました。
    
 
 温泉は、超有名な混浴の大岩風呂の他、櫻の湯(大岩風呂と時間交代)、恵比寿の湯(男女別・露天あり)の計3カ所あります。泉質は大岩風呂と櫻の湯が単純泉、恵比寿の湯はナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉となっています。
 早速、大岩風呂へ。
 とにかく大きな湯小屋で湯船は5×15メートル、深さが1.2メートルもあります。45℃前後の温泉が湯口から注がれていますが、底からも湧いていて時々ぽわーんと気泡が立ち上るのが確認できました。湯船の真ん中に「子宝石」と呼ばれる岩がありました。そして、いい温泉は階段を降りていくのが多いですがここもそうでした。那須の雲海閣に階段の段数もひけをとりません。おまけに阿武隈川の源流を越えていきます。
    
 
夕食は思ってたより豪華でおいしいかったです。ちゃんと山のものが中心でした。別に「岩魚の骨酒」を注文してみました。こちらは今ひとつ。やっぱり中島屋の骨酒にはかないません。それを証明したくて注文したという感じもしますが・・・。
    

 櫻の湯、恵比寿の湯にもしっかり入ってきました。恵比寿の湯の露天では、お湯を積もった雪にかけて遊んでいたら、いつの間にか気配もなく、隣におじさんが入っていて、ちょっとびびりました。
 
 GoToキャンペーンが中止になっているこの時期としてはお客さんは多かったです。GoToキャンペーンが再開したらまた訪れたいと思いました。
 いつかは行きたいと思っていた大黒屋ですが、思っていたより、とてもいい宿でした。(もっと古くさいと思っていたので)
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 白河から高速に乗り、いつもの道を帰ってきました。
 
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