お出かけ057 志賀高原周辺 2017.5.13~14
 
 じゃらんを見ていたら、いいお宿を発見しました。口コミ4.8で1万円以下です。場所は長野県の角間温泉。これまで行ったことはなく、経路に再訪したい温泉がたくさんあります。ということで、4月に予約しておきました。
 群馬の大イワナポイントも早朝考えていましたが、仕事が忙しく、徹夜になってしまうので、そこはパスして朝8時過ぎに出発です。
 助手席にはお気に入りの温泉雑誌をのせて出発。
 
 一湯目は、沢渡温泉まるほん旅館です。二年半ぶりです。
 11時過ぎに到着。
 かすかに香る硫黄臭、そして芸術的なつくりの浴室に思わずにやにやしてしまいます。
  
 十分お湯を堪能し、雨の中、六合、草津経由で国道292号志賀草津高原ルートを長野方面に向かいます。。ガスっていてほとんど視界がありません。途中、硫化水素臭が車の中でも感じられます。
 日本国道最高地点の碑を過ぎ、長野県へ。気温は4℃。風が強い荒れた天気です。
        

 
 そうしてるうちに二湯目の熊ノ湯温泉に到着。エメラルドグリーンのお湯です。13年ぶりです。
 感動です。全く変わっていませんでした。特に露天は底が白いために緑色がよくわかります。

 内湯は浴槽の檜が黒いため、露天より濃いエメラルドグリーンです。湯花が白いため、底にたまっているところは明るい緑色になります。
 底にたまっている湯花に「イワナの季節」と書きました。なんとなく読めるかな・・・。湯小屋は天井も高く、三階分位の吹き抜けになっていて壮大です。
 すばらしい。の一言。
    
 

 

 本日の最終目的地「湯田中渋温泉郷」には2時半につきました。「湯田中渋温泉郷」は志賀高原の麓
、横場川、角間川、夜間瀬川の川沿いにある9つの温泉街(湯田中、新湯田中、上林、渋、安代、地獄谷、穂波、星川、角間)が連なるいで湯の郷です。

 一応、前もって入る温泉はある程度決めていきましたが、いかんせん駐車場が。
 公営の駐車場とか、ばんと作ったらもっとお客がきて栄えるのにと思いながら、渋温泉の石畳を車で走っただけで立ち寄り終了。角間温泉のお宿に向かいます。


 本日のお宿は角間温泉「福島屋旅館」。
 山菜・天然イワナ・ジビエ料理 温泉満喫プランで9300円。
 角間温泉は、近くの渋温泉などに比べれば規模は小さいですが、木造の風情のある宿がいくつか固まっていて、雰囲気はいいです。
 
 宿の女将さんに近くの共同浴場のかぎを借りてジモ専温泉巡り出発です。
 小さい集落の割には三カ所もあり、それぞれ趣のある湯小屋にシンプルな浴槽がもうけられています。温泉街ならではです。
       
 
       

 ぽかぽかした後は部屋でビール。つまみはセブンで買ったタンとホタテヒモ。この非日常感がなんともいえません。眺めのいい部屋を用意していただきました。
   

 6時夕食開始です。
 料理が売りだけあって品数も豊富です。
 肉は鹿肉の焼き物、熊肉の煮物、そして馬刺し。山菜はウド、シドケ、コゴミ、タケノコ、コシアブラ。そしてニジマスの卵。おいしくいただきました。
 口コミ通りです。瓶ビールがスーパードライだったのが唯一残念。
         

                                      

  朝ご飯には小さなヤマメ?の甘露煮が出ました。

 
 お風呂は貸し切り風呂と大浴場がありました。もちろん源泉掛け流しです。詳しくは後ほど温泉のページで。
       

 近くの斜面にはリンゴが栽培されていて、ちょうどりんごの花が満開でした。斜面一面が純白の花で覆われていてとってもきれいでした。
 ここでアクシデント、足の親指をミツバチに刺されてしまいました。

 2日目、昨日の道を草津に向けて戻ります。
 時々日も差して眺めもいいです。北アルプスの山々も確認できました。
 渋峠付近はまだ道の両側に積雪がかなりありました。

  

 そして、立ち寄り湯三湯目。「林温泉かたくりの湯」です。こちらも13年ぶりです。建物が新しくなっていました。浴室も代わり、ポリバスの浴槽は四角いタイル張りの浴槽になっていました。
 かなり広くなりましたが、それでも湯口から半分以上は捨てられています。もったいない。
 相変わらず個性的なお湯で石油臭ぷんぷんです。帰ってからペットボトルで持ち帰った温泉をかみさんににおいをかがせると「石油くさい」と一言でした。
 いい温泉なくなってなくてよかったです。
  


   充実した2日間でした。

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